2024年11月6日、香港メディア?香港01は、米大統(tǒng)領(lǐng)返り咲きが決まったトランプ氏について、中國の學(xué)者が「トランプ氏は臺(tái)灣のために金を使いたがらない」との見方を示したと報(bào)じた。

記事によると、北京連合大學(xué)臺(tái)灣研究院の李振広（リー?ジェングアン）院長は臺(tái)灣メディアの取材に対し、トランプ氏が大統(tǒng)領(lǐng)再就任後、精力を國內(nèi)問題に注ぎ、ウクライナ問題や臺(tái)灣問題への関心を薄めることになるとの予測(cè)を示した。

そして、「一部の保守派議員がなおも臺(tái)灣獨(dú)立支持を示すだろうが、彼らは米國やトランプ氏が引き続き臺(tái)灣問題に対処し続けるつもりがあるのか、臺(tái)灣獨(dú)立の政治的衝動(dòng)のためにコストを支払うつもりがあるのかをよくよく考えるべきだ。民進(jìn)黨が『他人の威を借りて自らを高める』ことを考えているならば、困難に直面するだろう」と述べた。

記事によると、李氏はトランプ氏が今後、臺(tái)灣問題について米中両國で管理することを考えている可能性があると指摘。心変わりの激しいトランプ氏の性格や、國際問題、地域問題から身を引く「新孤立主義」的立場(chǎng)、そして「米國のお金を臺(tái)灣のために使いたがらない」ことを考えれば、米國が臺(tái)灣への関與をやめる可能性すらあるとし、頼清徳（ライ?チンダー）総統(tǒng)が「自分で自分を管理する」必要性に迫られることもありうるとの見方を示している。

また、南京大學(xué)臺(tái)灣研究所の劉相平（リウ?シアンピン）所長は「トランプ氏は臺(tái)灣のカードをちらつかせて中國本土に言い値を提示し、自國の利益の最大化を狙うはず。中國本土の提示が要求レベルに達(dá)しなければ、トランプ氏は臺(tái)灣カードを切ってより大きな利益を狙う」と述べ、臺(tái)灣が「カード」として使えなくなることを理由に臺(tái)灣獨(dú)立を支持しないのと同時(shí)に「臺(tái)灣を全て放棄し、両岸の統(tǒng)一を支持することも絶対ない」とし、中國としてもトランプ氏が臺(tái)灣問題から手を引くという「幻想」は持っていないとの認(rèn)識(shí)を示した。（編集?翻訳/川尻）