2024年11月11日、中國(guó)メディアの大風(fēng)新聞は、山東省の大學(xué)にある女子寮で火災(zāi)が発生した際、顔認(rèn)証ゲートシステムが避難の妨げになったとして物議を醸していることを報(bào)じた。

記事によると、同省済南市にある斉魯工業(yè)大學(xué)長(zhǎng)清キャンパスの女子寮で10日午後に火災(zāi)が発生した?；鹪?階の部屋と見(jiàn)られ、外からも赤い炎と黒煙がはっきり見(jiàn)えるほど火勢(shì)が大きく、宿舎內(nèi)にいた學(xué)生らが外に避難しようとしたものの、避難経路で詰まって前に進(jìn)めなくなったという。

ネット上では同日夕方に宿舎の學(xué)生と思われるネットユーザーが「宿舎の入口に設(shè)置されていたゲートが開(kāi)かず、避難時(shí)に一人ひとり顔認(rèn)証してゲートを通らなければならなかった」と証言し、當(dāng)時(shí)の狀況について「上の階から降りて來(lái)たが、ゲートが開(kāi)かなかった。黒煙が立ち込める中で顔認(rèn)証を求められてもうまくいかないし、ゲートを操作して開(kāi)けてくれる人もおらず、本當(dāng)に怖かった」と語(yǔ)るとともに、學(xué)校側(cè)の対応について「カーテンの取り付けを禁止することで解決するつもりのようだ。しかも火元の部屋だけの責(zé)任を負(fù)おうとしており、他の部屋の學(xué)生が軽い一酸化炭素中毒を起こしているのに何のケアもしていない」と不満をこぼしたという。

同大學(xué)の関係者は火災(zāi)を事実と認(rèn)め、「すぐに火は消し止められた。普段から消防訓(xùn)練をしている。宿舎にも消火器を備えている」と説明する一方、出火原因については「はっきり分からない」とし、「死傷者は出なかった」とコメントした。

また、同大學(xué)の安全管理部門は11日、避難が遅れた原因が顔認(rèn)証システムにある可能性について「避難する人が多かったから。顔認(rèn)証は學(xué)校の安全システムであり、必要なもの。當(dāng)時(shí)は人が殺到したので時(shí)間がかかった。顔認(rèn)証がなければ學(xué)生の安全は確保できない」と述べ、火災(zāi)発生時(shí)に警備擔(dān)當(dāng)者が早急に駆けつけてシステムの解除や學(xué)生の誘導(dǎo)といった対応を取ったのかとの質(zhì)問(wèn)を受けると、「宿舎の警備員が現(xiàn)場(chǎng)に駆けつけて処理した」とだけ語(yǔ)り、「あくまで小さな火災(zāi)であり、速やかに対処した」と強(qiáng)調(diào)したという。

この件について、中國(guó)のネットユーザーは「あくまで小さな火災(zāi)と認(rèn)識(shí)しているところが恐ろしい」「小さな事故の積み重ねで大きな事故が起きる。そこには管理者の危機(jī)管理不足があるのに」「次は火事を起こさないようにすればいいという話ではない。避難を妨げる顔認(rèn)証システムは撤去すべき。スムーズな避難経路が確保できなければ、リスクは殘り続ける」「電源が切斷されたら顔認(rèn)証でもゲートが開(kāi)かなくなる恐れがある?；鹗陇胜嗓尉o急時(shí)にはゲートを開(kāi)けるべき」「學(xué)校の関係者に、學(xué)生が當(dāng)時(shí)置かれた狀況を體感させたほうがいいのではないか」といった感想を殘している。（編集?翻訳/川尻）

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— 中國(guó)動(dòng)畫 (@RC00547555) November 12, 2024