韓國の尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領(lǐng)は10日、5年の任期の折り返しを迎えた。主要紙は「この2年半は対決と確執(zhí)、國政の私有化と要約できるだろう」と指摘。「傲慢（ごうまん）とコミュニケーション不在のせいで國政の亂脈ぶりは深刻化している」と非難した。

ハンギョレ新聞は社説で「かつて検察総長を務(wù)めた尹大統(tǒng)領(lǐng)は文在寅（ムン?ジェイン）政権との対立を政治的資産として大統(tǒng)領(lǐng)の座に就いた。だが、政界入り宣言からわずか9カ月での『成功神話』は國政哲學(xué)とビジョンについて悩んだ時間がそれだけ短かったということでもある」と前置き?！袱饯欷险撙位炀€、人事の失敗、獨斷的で即興的な國政運営として現(xiàn)実化した」とした。

具體的には「政権初期に突如発表した『小學(xué)校入學(xué)年齢の満5歳への引き下げ』をはじめ、週最大69時間勤務(wù)制の導(dǎo)入、科學(xué)技術(shù)界カルテル主張および研究開発（R&D）予算の削減などは國中をめちゃくちゃにし、後に撤回された代表的な政策だ」と例示。「最近では年金、教育、労働、醫(yī)療の4大改革の完遂を強調(diào)しているが、政権初期にゴールデンタイムを逃したり労働者ばかりを違法な集団扱いしたりするにとどまった。根拠の明確でない『醫(yī)學(xué)部増員2000人』は醫(yī)療の空白の長期化につながり、國民は不安を募らせている」と述べた。

続いて「少數(shù)與黨國會において野黨の協(xié)力を求めるのではなく、再議要求権（拒否権）を伝家の寶刀のように振り回してきた」と斷罪。「この2年半の間に11回にわたって24の法案に拒否権を行使し、民主化以降、最も多く拒否権を行使した大統(tǒng)領(lǐng)となった。37年ぶりに國會の開院式に出席せず、予算案の施政方針演説への出席も拒否した」と付け加えた。

また「人事はずさんな検証と不適格者任命の問題を抱えたため、國會人事聴聞會を無力化する方向へと戦略を変更した」と糾弾。「尹錫悅政権の2年半の間に國會人事聴聞経過報告書が採択されていないにもかかわらず任命が強行された公職者は29人に上る。自転車操業(yè)、回転扉人事は日?；筏俊工扰肖筏?。

さらに「何よりも、（大統(tǒng)領(lǐng)夫人の）キム?ゴンヒ女史に関する疑惑が現(xiàn)政権の最大の危険要因になっているにもかかわらず、尹大統(tǒng)領(lǐng)はそれを『政治攻勢』とみなし、女史をかばうのに忙しい」と言及。「米誌とのインタビューで尹大統(tǒng)領(lǐng)は『前政権の大統(tǒng)領(lǐng)夫人も疑惑に包まれた』と述べた。株価操作、國政介入などの國民的疑問を解消するどころか、今も何が問題なのかという認(rèn)識だ」と論難した。

社説は「尹大統(tǒng)領(lǐng)のこの2年半に対する國民の評価は支持率17％（韓國ギャラップによる11月第1週の世論調(diào)査）という無殘な成績表で確認(rèn)された」と説明?！敢蠼y(tǒng)領(lǐng)の殘りの任期もこの2年半と変わらないなら、國民の審判は避けられないだろう」と結(jié)んだ。（編集/日向）