2024年11月18日、仏國際放送局RFI（ラジオ?フランス?アンテルナショナル）の中國語版サイトは「日本國民はなぜ石破內(nèi)閣に対して矛盾した認(rèn)識を示すのか」と題した記事を掲載した。

記事は、日本メディアが先月27日の衆(zhòng)院選直後に実施した世論調(diào)査で石破茂內(nèi)閣の支持率が32．1％と、就任時の50．7％から18ポイント以上も下落した一方で、衆(zhòng)院選で自民?公明両黨が過半數(shù)を下回った責(zé)任を取って辭任すべきとの聲は28．6％にとどまり、「辭任の必要はない」が65．7％を占めるという「支持はしないが辭めなくて良い」という日本世論の矛盾した心理が浮き彫りになったと伝えた。

そして、この「矛盾」が起きている要因としてまず、今回の衆(zhòng)院選での過半數(shù)割れは昨年末より生じた自民黨派閥の裏金問題と大きく関係しており、どの派閥にも存在していなかった石破氏とは関係性が薄いこと、また、かねてより地方創(chuàng)生を掲げてきた石破氏が地方の自民黨員や市民から大きな期待をかけられていることを挙げた。

次に、國民が自民黨に大いに失望しているものの、自民黨に代わりうる政黨が見つからない點を指摘。今回の衆(zhòng)院選で自民黨が大敗する一方、最大野黨の立憲民主黨が50議席増やして148議席を獲得した一方で、多くの人が「立憲民主黨に政権運(yùn)営能力はない」と認(rèn)識しており、その背景には選挙戦で立憲民主黨が精力の90％を自民黨の裏金問題の批判に注ぎ、具體的な施政方針が有権者の心に響かなかったことがあると伝えた。

記事は、第2次石破內(nèi)閣成立後の11?12日に日本メディアが実施した世論調(diào)査では石破內(nèi)閣の支持率が43％と衆(zhòng)院選直後より10ポイント近く回復(fù)した一方、自民黨の支持率は衆(zhòng)院選直後から5ポイント程度増の30％に留まったことを紹介?！甘苾?nèi)閣に対する日本國民の認(rèn)識は矛盾しているように見えるが、細(xì)かく分析してみると石破氏本人と自民黨に対してそれぞれ異なる認(rèn)識を持っていること、そして自民黨以外に政権を託せる政黨がいないという複雑な心理の表れなのだ」と結(jié)論付けている。（編集?翻訳/川尻）