北京市海淀區(qū)の清華科技園に設(shè)立された北京星動紀(jì)元科技を取材した。少し前に、同社の最新型第6世代人型ロボット「星動STAR1」が河西回廊のゴビ砂漠で走行テストに成功し、人間と一緒にシルクロードを再び歩いた。

同社のパブリックアフェアーズを擔(dān)當(dāng)する張亮（ジャン?リアン）シニアマネージャーによると、「星動STAR1」は甘粛省玉門市の切り立った斷崖などを特徴とする丹霞地形でランニングレースに出場し、人型ロボットとして初めて屋外でのランニングスポーツに參加し、山地、草地、ゴビ砂漠、道路などからなる複雑な地形を走りきった。

「星動STAR1」は両腕をわずかに振ってバランスを保ち、両足は人間のアスリートのように空中に跳び上がることができ、カーブやラストスパートの直線ではスピードを調(diào)節(jié)しながら動き、レース全體を通じて優(yōu)れた安定性を保ち、速度は3．6m/sに達(dá)した。この背後には、同社が獨(dú)自に開発した「オリジナルロボット大規(guī)模AI（人工智能）モデル」と「AIのために定義付けが行われた新しいハードウェアプラットフォーム」による力強(qiáng)いサポートがあった。

北京銀河汎用ロボットが開発した、薬を受け取ったりハンガーに服を掛けたりすることができる人型ロボット「GALBOT」も大きな注目を集めている。身長1．73メートルの「GALBOT」は、その長い両腕により、立った狀態(tài)で2．4メートルの高さまで手を伸ばすことができ、操作可能な空間が人間よりも大きい。同社の朱輝（ジュウ?フイ）製品ディレクターによると、「GALBOT」は充電するだけで使用でき、バッテリーが不足すると自動的に戻ってきて充電する。薬局、スーパーの管理擔(dān)當(dāng)者、商品管理擔(dān)當(dāng)者などの仕事をこなせるという。

2024世界AI大會で発表された「人型ロボット産業(yè)研究報(bào)告」は次のように予測した。2024年までに中國の人型ロボットの市場規(guī)模は27億6000萬元（約580億円）に達(dá)する。29年には750億元（約1兆5800億円）に拡大し、グローバル市場で32．7％のシェアを占める見込みだ。35年にはさらに拡大して3000億元（約6兆3000億円）に達(dá)するものと期待される。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS）