卓球のWTTファイナルズ福岡で中國(guó)が初戦で5敗するという「異常事態(tài)」が起きている。中國(guó)メディアの北京日?qǐng)?bào)などが20日付で伝えた。

中國(guó)は同日、男子シングルス世界ランキング9位の林高遠(yuǎn)（リン?ガオユエン）（29）が同16位のダルコ?ヨルジッチ（スロベニア）（26）に0-3のストレートで敗戦。第1、2ゲームは常にリードされる展開で奪われ、第3ゲームは一時(shí)逆転したが再逆転され力盡きた。

また、同5位の梁靖崑（リアン?ジンクン）（28）は同7位の張本智和（21）と対戦。梁は張本戦で6勝1敗と圧倒的な戦績(jī)を誇っていたが、第1、2ゲームを奪われると、第3ゲームこそ接戦で取ったが、第4ゲームはデュースの末に落として1-3で敗れた。

男子ダブルスでは林詩(shī)棟（リン?シードン）（19）、 林高遠(yuǎn)ペアが戸上隼輔（23）、篠塚大登（20）ペアに、袁勵(lì)岑（ユエン?リーツェン）（24）、向鵬（シアン?ポン）（21）ペアがシンガポールペアに、それぞれ0-3のストレートで敗れた。この種目で中國(guó)は初戦で「全滅」することとなった。

このほか、女子ダブルスでも孫穎莎（スン?インシャー）（24）、王蕓迪（ワン?イーディー）（27）ペアが日本の佐藤瞳（26）、橋本帆乃香（26）ペアに1-3で敗れて敗退した。

中國(guó)のネットユーザーからは「突然崩壊」「またまたまた…番狂わせ？もう何も言うことはない」「過(guò)去10年の樊振東（ファン?ジェンドン）（27）と馬龍（マー?ロン）（36）の価値の高さよ」「中國(guó)卓球の危機(jī)だ。こんな狀況で樊振東、馬龍、陳夢(mèng)（チェン?モン）（29）を引退させられるか？」「卓球でも日本に勝てなくなるのか」といった聲が上がった。

また「ファンサークル問(wèn)題（選手のファンによる他選手への誹謗中傷など）に心を使いすぎて、トレーニングに身が入らなかったのだろう」「（ダブルスで）勝ったら（自分が応援している）選手の力、負(fù)けたらペアを組んだ相手のせい…。ここに來(lái)てまでファンサークル問(wèn)題が続いている」「勝っても負(fù)けても、選手をあまり批判しないようにしてほしい」などのコメントが寄せられている。中國(guó)では、パリ五輪女子シングルスで連覇を達(dá)成した陳夢(mèng)が、決勝で破った孫穎莎のファンから大量の誹謗中傷を浴びせられるなど、それぞれのファンをめぐるトラブルが問(wèn)題になっている。（翻訳?編集/北田）