中國進(jìn)出した日系企業(yè)の団體である中國日本商會(huì)が20日、北京で、會(huì)員企業(yè)を?qū)澫螭怂陌肫冥搐趣藢g施している「景況および事業(yè)環(huán)境に関するアンケート」の最新結(jié)果を発表しました。會(huì)員企業(yè)の7?9月期の業(yè)況が小幅な改善傾向にあることが明らかになったほか、要望事項(xiàng)では「日本での中國に関する報(bào)道が偏り過ぎている」という點(diǎn)が浮き彫りになりました。

同アンケートは、中國日本商會(huì)が2023年9月から四半期ごとの調(diào)査として実施し始めたもので、今回で5回目となりました。

今回のアンケートでは、2024年の投資について「増加させる」または「維持する」という回答が56％と半數(shù)を超え、これまでの調(diào)査と同様の投資意欲が続いていることが分かりました。事業(yè)環(huán)境の満足度については、「非常に満足」または「満足」と答えた企業(yè)は59％、「國內(nèi)企業(yè)よりも優(yōu)遇されている」または「國內(nèi)企業(yè)と同等に扱われている」と答えた企業(yè)は79％で、いずれも5回連続で高い割合を維持しています。

一方、「事業(yè)環(huán)境認(rèn)識」の項(xiàng)目では、「日本での中國報(bào)道が偏りすぎている。事実を報(bào)道してほしい」という會(huì)員企業(yè)の要望に注目が集まりました。

これについて、中國日本商會(huì)の本間哲朗會(huì)長は記者の質(zhì)問に対し、「中國にいる日本企業(yè)は中國の進(jìn)歩しているところもよく知っている。そういうことをもっと報(bào)道してほしい」と指摘した上で、「偏った報(bào)道が原因で、株主や取締役、労働組合などが中國に対して過度に悲観的になり、上場企業(yè)が中國への投資をしづらくなる。若者も中國での就職を避ける傾向になっている」との懸念を示しました。

中國日本商會(huì)の宮下正己副會(huì)長?企畫委員長は、「日本メディアは日本から中國への國境を跨いだ投資が減っていることばかりを取り上げているが、5回の調(diào)査を経て、中國の中で日本企業(yè)の投資意欲が変わっていないことが確認(rèn)できた」と語りました。

なお、今回の調(diào)査は2024年10月15日～11月1日にかけて実施され、回収した有効回答數(shù)は1513件でした。來年以降も、同アンケート調(diào)査は継続していくということです。（提供/CRI）