中國中央広播電視総臺（チャイナ?メディア?グループ/CMG）の報道によりますと、中國は6足月面著陸ロボットの開発に取り組んでいます。4足のものと比べて安定性がより高く、1本の足に不具合が生じた場合でも移動し続けることが可能だということです。

6足ロボットの開発に取り組んでいるのは、上海交通大學(xué)機(jī)械?動力工程學(xué)院の高峰教授のチームです。6足ロボットは歩行時に3本の足を上げ、殘りの3本の足で三角形を作って體を支えます。本體の自由度は6で、安定性、平穏性、積載性に優(yōu)れています。

チームは6月、視覚環(huán)境感知機(jī)能を備え、自律的に目的地まで移動し、動的に障害物を回避し、信號機(jī)を認(rèn)識できる「6足」盲導(dǎo)ロボットを発表し、実地テストの段階に入りました。

チームは、盲導(dǎo)ロボットに聴覚、觸覚、力覚の三つの相互作用方式を統(tǒng)合し、視覚障がい者と盲導(dǎo)6足ロボットとの間における人間と機(jī)械との知能感知と順応性行為を?qū)g現(xiàn)しました。ロボットは視覚障がい者の音聲による命令に迅速に応答し、正確に識別することができます?，F(xiàn)時點(diǎn)での音聲認(rèn)識の正確率は90％以上で、応答速度は1秒以內(nèi)です。

現(xiàn)時點(diǎn)でのロボットの最大速度は秒速3メートルで、視覚障がい者の徐行、早歩き、駆け足などの需要を満たすことができ、しかも6足という獨(dú)特な構(gòu)造上の優(yōu)位性により低騒音で安定して移動することができます。

高教授によりますと、開発に取り組んでいる著陸走行一體化ロボットは、月で重要な任務(wù)を擔(dān)うことになります。その第一の任務(wù)は月面の地形をローラー探査して貴重な地形データを持ち帰ることです。そのほか、月面基地の建設(shè)にも力を発揮できるとのことです。（提供/CRI）