2014年9月18日、中國日報網(wǎng)はオーストラリア國立大學(xué)名譽教授ピーター?ドライスデール氏が15日に発表した評論を掲載。中國とインドは今後のアジア発展の中心となり、両國相互の戦略的重要性は日々高まっていくと指摘した。

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中國の習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席はインドを訪問しているが、これは両國関係の重要性が日増しに高まっていることを反映している。モディ首相は、インド経済を発展させ、改革を進めるため、両國関係の発展に大きな力を注いでいくことを表明している。

両國経済の規(guī)模と潛在的成長力は、両國が今後數(shù)十年にわたってアジアの中心になっていくことを意味している。過去20年間で、両國経済が世界経済に占めるシェアは3倍以上になった。さらに、中國は數(shù)年以內(nèi)に米國を抜き、世界一の経済體になると予想されており、インドも購買力平価（PPP）で換算した國內(nèi)総生産（GDP）では、すでに日本経済の規(guī)模を抜き去っている。

ただし、インドは時代遅れの発展モデルから抜け出し、まん延する官僚の腐敗を排除しない限り、今世紀中は低所得國の位置にとどまらざるを得ないだろう。インドは世界最多の貧困層を抱える國であり、1日2ドル以下で生活する人が8億4000萬人以上、そのうち1日1．25ドル以下で生活する人が4億人も存在する。2050年に世界最多の人口を抱える國になるとみられるインドは、都市化の真っ最中であり、インフラ整備や雇用、食料、飲用水の確保などさまざまな問題に直面するだろう。また、経済規(guī)模と中産階級は拡大し続けるものの、貧困層が発展の過程に參加しなければ、インドが「中所得國の罠（中所得國レベルにとどまり、高所得國に移行するのが簡単ではないことを指す）」から抜け出すのは難しい。

モディ首相は、インドと中國及びその他の主要経済體との関係をより強固にし、インドを世界の競爭に參加できる國にしたいと考えている。中國に対しては、インドへのより多くの投資を促し、製造業(yè)やサービス業(yè)分野でさらに多くの機會をつかみたいと希望している。

両國がこうした新たな関係を築くためには、既存の意思決定の枠組みや思考モデルを放棄しなければならない。異なる人口構(gòu)造だけでなく、貿(mào)易や地理、文化上の類似點などを利用して新たな関係を?qū)g現(xiàn)する必要がある。そうなれば、両國間の貿(mào)易及び投資の成長の速度と規(guī)模はインドとその他のアジアの國々のパートナー関係のそれを必ず超えるだろう。（翻訳?編集/HA）