2024年11月25日、環(huán)球時報は、韓國で全企業(yè)數(shù)のわずか0．1％に過ぎない大企業(yè)が國內(nèi)総生産（GDP）の大部分を支えている狀況について論じた記事を掲載した。

記事は、韓國政府が中小企業(yè)について経済の向上や雇用の安定、新たな成長點づくりで大きな期待を寄せているとする一方で、中小企業(yè)の大々的な支援は決して簡単ではなく、中小企業(yè)を新たな成長エンジンとするには韓國社會に存在する根深いボトルネックを解決しなければならないと指摘した。

そして、ボトルネックとして、韓國に800萬社ある企業(yè)のうちわずか0．1％に當(dāng)たるサムスンやSK、現(xiàn)代、LGといった大企業(yè)の売上高がGDPの80％近くを占めており、99．9％の中小企業(yè)の利益が非常に低い狀況になっていること、多くの中小企業(yè)が財閥に依存し、獨立して発展する力を備えていないこと、中小企業(yè)が國際化するための競爭力を持っていないことを挙げた。

そして、ボトルネックを解消すべく韓國政府がこの數(shù)年中小企業(yè)を大きく発展させる方策を模索し続けており、多くの政策措置を打ち出してきたと紹介。まず、樸槿恵（パク?クネ）政権時の「創(chuàng)意経済革新センター」設(shè)立や、文在寅（ムン?ジェイン）政権時の中小企業(yè)庁から中小企業(yè)リスク投資部への昇格、尹錫悅（ユン?ソンニョル）現(xiàn)政権の「中小企業(yè)生産性特別法」立法推進(jìn)など、中小企業(yè)管理機(jī)関の規(guī)格を高めてきたとした。

また大企業(yè)による中小企業(yè)のイノベーション支援を推進(jìn)し、両者がともに成長し、成果を共有する「共同成長戦略」の強(qiáng)化に取り組んできたほか、中小企業(yè)の中で一定の技術(shù)力や高い市場シェア、有名な獨自ブランド、世界市場を開拓する潛在力を持つ企業(yè)を「中小リーディングカンパニー」として支援を行っていると伝えた。

記事はその上で、韓國のここ數(shù)年の取り組みで得られた世界各國における中小企業(yè)の潛在力掘り起こしに関する啓示を3點挙げている。1點目は「中小企業(yè)が経済の安定にとって不可欠な防波堤になる」こととし、財閥の影響力が強(qiáng)い中で中小企業(yè)が獨立するのは難しいものの、韓國政府の努力の下で中小企業(yè)の韓國経済規(guī)模への寄與度は徐々に高まりつつあり、経済の安定や就業(yè)率上昇といったさまざまな問題で大きな役割を発揮しつつあると論じた。

2點目は「中小企業(yè)がイノベーションを促す新たな波になる」とし、大企業(yè)へのサービス提供や大企業(yè)との「共同発展」戦略の中で中小企業(yè)が先進(jìn)技術(shù)や特許、國際提攜モデルを徐々に獲得し、韓國國內(nèi)のイノベーション土壌づくりに積極的な貢獻(xiàn)を果たしつつあるとした。そして3點目は「中小企業(yè)が雇用を生み出す新たなエンジンになっている」とし、韓國の中小企業(yè)が現(xiàn)在國內(nèi)の雇用の80％以上を創(chuàng)出しており、政府による一連の奨勵と助成を受けて、中小市場が持つ労働市場の主役のポジションがますます際立っていると伝えた。（編集?翻訳/川尻）