2024年12月2日、韓國?朝鮮日報は「経済成長の動力源は産業(yè)だが、韓國の産業(yè)は中國という巨大なブラックホールに飲み込まれつつある」と伝えた。

同紙と韓國経済人協(xié)會が中韓8大主力産業(yè)の過去10年間の世界輸出市場シェアを分析した結(jié)果、韓國は半導(dǎo)體、造船、鉄鋼など7部門で輸出シェアを中國に追い抜かれたか、トップの中國との格差が追い付くのが困難なほど広がっていることが分かった。

3大先端戦略産業(yè)である半導(dǎo)體、ディスプレー、2次電池の場合、中國の世界シェアは13年には韓國の2倍ほどだったが、10年間で3～8倍まで格差が広がった。これは「中國が急成長しただけでなく韓國が後退した結(jié)果」だと、記事は指摘している。造船、鉄鋼、自動車、石油化學(xué)など韓國経済を支えてきた主力産業(yè)群も軒並み不振となっている。韓國が優(yōu)位だった船舶と自動車輸出は中國に追い抜かれ、中國の低価格攻撃に苦しめられている鉄鋼はシェア格差が10ポイント以上に拡大し「今や生存の危機(jī)」にあるという。

サムスン電子の場合、世界のスマートフォン市場シェアは20％前後だが、主力生産基地がベトナム、インドなど海外のため、韓國の輸出シェアはこれを下回るという。

韓國銀行は先頃、來年の経済成長率見通しを1．9％、26年を1．8％とした。かなり低い見通しとなったが、これも「韓國経済が中國というブラックホールに落ちていることに起因する」と、記事は分析している。この見通しが現(xiàn)実のものとなれば、尹錫悅（ユン?ソンニョル）政権5年間の年平均成長率は1．98％で、歴代政権で初めて2％を切ることになる。

こうした成長鈍化は、人口構(gòu)造が高齢化する中で輸出大企業(yè)中心の経済構(gòu)造が限界に達(dá)したためだとの分析が出ている。韓國経済研究院は「輸出と製造業(yè)中心の成長エンジンが大幅に力を失ったが、新たなエンジンを見つけられなかった結(jié)果」だと指摘する。

自動車産業(yè)の場合、未來の戦場である電気自動車（EV）市場はすでに米テスラと中國BYDに二分されている。中國の新再生電気自動車メーカーも急速に頭角を現(xiàn)わしている他、スマホメーカーのファーウェイ、シャオミも成果を出している。造船業(yè)では、高付加価値「エコ船舶」競爭でも中國が韓國を超えるのは時間の問題だと言われている。産業(yè)研究院は最近の報告書で「研究開発と設(shè)計では韓國が優(yōu)位だが、生産と需要、サービスでは中國が上回る」と分析している。

また、中國は思い切った投資で先端産業(yè)を育ててきているが、韓國では政府から補助金を受けた企業(yè)は皆無だという。R&D投資の年平均増加率も中國は韓國の3倍にもなるとのデータがある。その結(jié)果、この10年間（13～23年）で、中韓の産業(yè)技術(shù)格差は1．1年から0．3年に縮まったという。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「樸正煕（パク?チョンヒ）政権以降、腐った政治家たちの産業(yè)政策と社會政策、産業(yè)スパイの技術(shù)漏えいなどで國家競爭力が落ちている。政治家を全員、フレッシュでクリーンな人たちに入れ替える必要がある」「中國は思い切って不動産による成長を諦め、全ての支援を技術(shù)開発に注いでいる。韓國は相変わらず不動産頼み」「中國という大きな山を前にひざまずく親中國、親北朝鮮政治が経済に影響を與えた。経済人がコツコツやってきたが、政治がこういう結(jié)果を招いた」「政治家は目を覚ましてもらいたい。弾劾だ何だと爭ってばかりいないで、経済発展のために仕事してくれ」など、政治批判のコメントが多く寄せられている。（翻訳?編集/麻江）