2014年9月19日、中國メディア?九個頭條は、「中國人よ、なぜ並ばないのか？」と題した記事を掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

ある日本紙が、「中國人はトイレの順番待ちでも並ばず、車の運(yùn)転でも車線変更や合流をわれ先に行う。彼らがきちんと列に並ぶようになるには、まだまだ時間がかかるだろう」と指摘した?！羔hい中國人」を書いた作家の故?柏楊（ボーヤン）氏も「中國人はもともと並ぶのが嫌いな民族だ」と述べている。

日本から帰國した中國人は、「ゴールデンウィークの人気観光地で、入場券を求める人の長い列ができる。その數(shù)が1000人を超えていても、日本人はきちんと並び、列に割り込む者など1人もいない」と話す。日本は歴史が淺く、人口が多いのに國土も資源も欠乏している小國だ。一方、中國は5000年の歴史と文明を有する大國だ。では、なぜ中國人は並ばないのか。

中國では、ちゃんと並んだ列に後から來た人間が割り込んでくることがよくある。しかもコネや権力があれば、先頭に立てるのだ。これでは行列の意味がない。秩序の亂れた列はおとなしく並んでいる人間の怒りを招き、さらに混亂する。結(jié)局、われ先にと行動した人間だけが得をして、きちんと順番を待っていた人間は損をすることになる。

中國人は昔から特権階級の前で沈黙する習(xí)性がある。目の前で割り込みをされても、決して彼らを責(zé)めたりはしない。一方で、割り込みをする人間を取り締まる組織や法律、世論もないのだ。中國人が並ぶようにするのは簡単だ。特権階級をなくし、個人の資質(zhì)を高め、すべての制度が正常に機(jī)能すれば、誰もがきちんと列に並ぶようになるはずだ。（翻訳?編集/本郷）