2024年12月5日、中國(guó)メディアの瀟湘晨報(bào)は、4年前に購(gòu)入した中古住宅が殺人?死體遺棄事件が起きた物件だったことが発覚し、持ち主が憤慨していると報(bào)じた。

記事によると、湖南省長(zhǎng)沙市に住む男性?林（リン）さんは20年に仲介業(yè)者を通じて上海市浦東新區(qū)の中古住宅を300萬(wàn)元（約6300萬(wàn)円）余りで購(gòu)入した。屋內(nèi)の裝飾を終えて入居し2年間住んだ後、家族が増えて手狹になったことから賃貸に出していたが、今年11月初めに入居者が退去する際に隣人が「以前ここで事件が起きた」と明かしたという。

この物件では20年前に當(dāng)時(shí)の所有者の親戚が、部屋を借りていた女性を殺害して死體を遺棄し、4週間後になってようやく発見(jiàn)されたことが明らかになり、元の所有者が「事故物件」であることを隠していたことも分かった。

林さんが仲介業(yè)者に連絡(luò)を取ったところ、仲介業(yè)者は「知らなかった。関連する仲介スタッフはすでに退職しており、元の所有者にこの件について尋ねるのは失禮にあたるため難しい」と消極的な態(tài)度を取り、憤慨した林さんは仲介業(yè)者や元の所有者に対して経済的な損失と精神的な損害の賠償を支払うよう求めているという。

仲介業(yè)者は取材に対して「もし事故物件であることが分かっていれば、必ず事前に顧客に告知していた。當(dāng)時(shí)、元の所有者がこの事実を明かさなかった。當(dāng)時(shí)の事件の犯人は元の所有者の親族であり、元の所有者が主たる責(zé)任を負(fù)うべきだ」とした上で、「然るべき賠償をする意思はある。この問(wèn)題についてまず林さんと話(huà)し合うが、われわれとしても林さんが元の所有者を相手取って訴訟を起こすよう勧める。裁判所が責(zé)任についてどのように判定し、賠償を命じるかを見(jiàn)守りたい」とコメントした。

一方、當(dāng)事者とみられる元の所有者については、同メディアの記者が接觸を試みるも一向に反応がないという。（編集?翻訳/川尻）