最新の中國時代劇ドラマ「九重紫」が、最初の5話だけで視聴者からの好評を得て、今年最後のダークホースと一躍注目を浴びている。

モン?ズーイー（孟子義）、リー?ユンルイ（李昀鋭）主演の「九重紫」は、動畫配信サービス?騰訊視頻（テンセント）で6日に配信をスタートした全34話の時代劇ドラマ。幼くして母を亡くし、継母との確執(zhí)、家産を守る闘いの中で生きてきた名家の娘「竇昭」が、商人を裝った將軍「宋墨」と出會い、復(fù)讐と新たな運命に導(dǎo)かれるストーリー。5話まで配信された段階で、ドラマ情報サイトのユーザー評価が9．6點といきなり満點に近い高得點をマーク。ドラマのデータを公開する「貓眼電影」では7日以降、人気と影響力を示す「熱度」指數(shù)がドラマ部門でランキング1位となっている。

ドラマの視聴者からは、権謀術(shù)數(shù)、宿命感、ストーリー展開の爽快さと、三つの要素がうまく融合していると評価が高く、今年最後のダークホース作品と注目を浴びている。また、キャスティングにも評価が集まり、ヒロインを演じるモン?ズーイーはこれまでの愛らしいイメージとは全く違う落ち著いた雰囲気を見せ、リー?ユンルイもこの作品をきっかけに、來年の飛躍が期待できると稱賛を集めている。

なお、「九重紫」のツォン?チンジエ（曾慶杰）監(jiān)督は、ここ數(shù)年で人気の高まるショートドラマを多く手掛け、これまでに「念念無明」や「虛顔」といったヒット作を送り出してきた。美しい映像も好評の「九重紫」の人気によって、ツォン監(jiān)督の手腕にも注目が集まっている。（Mathilda）