2024年12月9日、韓國メディア?韓國経済は「尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領(lǐng)の戒厳令宣布の影響により、9兆ウォン（約9440億円）に達すると予想されるK2（黒豹）戦車のポーランドへの追加輸出契約の年內(nèi)成立可否が不透明になった」と伝えた。

記事は「3日夜の戒厳令宣布の影響で大統(tǒng)領(lǐng)の正常な業(yè)務(wù)遂行が不可能となり、外交?通商など政府機能の空白期間が長引くことが予想される中、政府間取引の特性が強い防衛(wèi)産業(yè)の輸出にも否定的な影響を與え、K‐防産（韓國防衛(wèi)産業(yè)）の輸出の成長の勢いが鈍化しかねない」と懸念を示した。

記事によると、妥結(jié)目前とされていたポーランド政府のK2戦車の追加購入契約の年內(nèi)締結(jié)が不透明になった。消息筋は「最近のポーランド側(cè)は『急ぐ必要はない』といった態(tài)度で、年末までの契約締結(jié)は難しいとみられる」「ポーランドも今の韓國の非常事態(tài)を念頭に置かざるを得なかったとみられ、心配だ」と話した。

ポーランド政府は2次契約の一環(huán)として、韓國?現(xiàn)代ロテムとK2戦車820臺の追加購入に向けて最終交渉に入っていた。1次契約（180臺）の4倍以上の規(guī)模で、契約金額は約9兆ウォンに上るとみられていた。

防産業(yè)界では、戒厳令宣布に続く弾劾訴追案の否決により韓國の國政混亂が長期化するとみられることから、政府間取引の特性が強い世界の防衛(wèi)産業(yè)市場で韓國の防衛(wèi)産業(yè)業(yè)界が「孤児」の境遇に陥りかねないと懸念する聲が上がっている。

実際、今回の戒厳令の影響により、最近訪韓したキルギス共和國のサディル?ジャパロフ大統(tǒng)領(lǐng)は當(dāng)初予定されていた韓國型機動ヘリの生産現(xiàn)場の視察を取りやめ、早期帰國した。韓國防衛(wèi)産業(yè)に関心を示していたスウェーデン首相の訪韓計畫も無期限延期になったという。

これを見た韓國のネットユーザーからは「尹大統(tǒng)領(lǐng)が國を完全に崩壊させた」「全ての被害を尹大統(tǒng)領(lǐng)に賠償してもらおう」「キルギスの大統(tǒng)領(lǐng)は兵器購入のために訪韓したんだよね？國賓を招いておいて戒厳令を出すなんてあり得ない」「なぜ戒厳令なんて宣布した？得られたものは一つもない」「早く大統(tǒng)領(lǐng)を弾劾して逮捕し、國を正常な狀態(tài)に戻さないと」などの聲が上がっている。

一方で「そもそも原発と防衛(wèi)産業(yè)の輸出ができないよう予算を削減したのは『共に民主黨』でしょ」「『共に民主黨』は兵器輸出に反対していたじゃん。結(jié)果、計畫通りに進んだね」「年內(nèi)の契約が難しいだけで來年成立するよ」などの聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）