臺灣メディアのNOWnewsは11日、奈良公園で中國人女性が持參した菓子をシカに食べさせ、日本で批判の聲が上がっていると報じた。

【その他の寫真】

記事は、「奈良公園のシカは日本の重要な文化資産であり、『神の使い』とみなされているが、近年、中國人観光客がシカを蹴ったり、汚物を食べさせたりする事例が続出している」と説明した上で、問題の中國人女性について伝えた。

記事によると、女性は中國のSNS?小紅書（RED）で奈良旅行の「心得」を共有。過去にも奈良に行ったことがあるという女性だが、「現(xiàn)地で販売されている鹿せんべい（10枚200円）は値段が高い」と不満を漏らし、中國のECプラットフォーム?拼多多（ピンドゥオドゥオ）で、10元（約200円）で100個以上入っている雑穀ビスケットを購入して持參し、シカに與えたという。

女性は「鹿せんべいの自由を?qū)g現(xiàn)した」と誇らしげにつづっており、「旅行中におなかが空けば自分で食べることもできるし、露店を出して同胞に売ってもいい」との考えも示している。

NOWnewsの記事は、実際にこうした現(xiàn)象が現(xiàn)地で確認(rèn)され、日本のSNS上で物議を醸していると説明。あるインフルエンサーが「正規(guī)の店で販売されていないせんべいをシカに與えるのは危険」と指摘したほか、別のユーザーからも批判が殺到し、中には「中國製の食べ物には有毒物質(zhì)が含まれている可能性がある」「鹿せんべいも買えないなら日本に遊びに來るな」など、痛烈な批判の聲も上がっていると伝えた。（翻訳?編集/北田）