新疆ウイグル自治區(qū)ウルムチ市の道路?西虹東路にある凌慶農(nóng)産物マーケットの隣に最近、自分でナンを選び、QRコードをスキャンして決済するナンの無(wú)人販売所が登場(chǎng)。通行者の注目を集めている。新疆日?qǐng)?bào)が伝えた。

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無(wú)人販売所は、ボディーが黃緑色で、屋根は白の移動(dòng)販売車。各種ナンや牛乳がたくさん並べられている。そして、左端に微信支付（WeChatペイ）のQRコードがかけられ、その下には「グッドニュース。ナンの無(wú)人販売所が開店しました。一つ5元（約100円）、三つで10元（約200円）です。牛乳は1キロ5元（約100円）です。自分で選んで、自分で決済してください」とペンで手書きされたホワイトボードがかけられている。

「ナンの無(wú)人販売所」に足を運(yùn)ぶと、その前を通った多くの人が物珍しさから足を止めて見ていた。そして、自分でナンを選び、ビニール袋に入れて、QRコードをスキャンして決済している人もいた。

ウルムチ市民の呉欣（ウー?シン）さんは、孫娘を幼稚園に送った後、「ナンの無(wú)人販売所」の前を通り、ゴマ入りのナンを1つ選んで、QRコードをスキャンして決済し、「出來(lái)立てのナンなので、一つ買ってみた。自分で選んで、自分で決済するというのも、あまりないスタイルだし、便利」と話した。

「ナンの無(wú)人販売所」の経営者?阿卜拉江?亜森さん（46）は、農(nóng)産物マーケットの中でナンを販売する店を経営しており、作ったナンをその店と「無(wú)人販売所」で販売している。「無(wú)人販売所」の売り上げは1日當(dāng)たり70～100元（約1400～2000円）で、開設(shè)して1カ月ほどになるという。

アクト県出身の阿卜拉江さんはウルムチ市でナンを販売するようになって約20年。今年、収入を増やすために「ナンの無(wú)人販売所」を設(shè)置することにした。そして、山東省徳州市のある事業(yè)者がライブ配信を通して電動(dòng)式の移動(dòng)販売車を販売しているのを見て、すぐに連絡(luò)し、約1萬(wàn)元（約20萬(wàn)円）で購(gòu)入したという。

阿卜拉江さんは移動(dòng)販売車に板を並べ、そこに買ってきたナンを入れるかごを置き、さらに娘に値段や「宣伝文句」などを書いてもらったという。そして、10月20日に「ナンの無(wú)人販売所」の営業(yè)を開始した。阿卜拉江さんは「農(nóng)産物マーケットの店でナンを作っている時(shí)に、スマホからお金を受け取った通知の音が聞こえると、無(wú)人販売所で誰(shuí)かがナンを買ってくれたことが分かる。無(wú)人販売所があると、手間はほとんどかからないのに、収入は増えた」と喜ぶ。

「お金を払わずにナンを持っていく人がいないか心配にならないのか？」」という質(zhì)問(wèn)に、阿卜拉江さんは「今の人は民度が高いので、そんなケチなことをする人はいない。最初のうちはお金を払わずにナンを持っていく人がいるのではと心配し、 『無(wú)人販売所』に置いたナンの枚數(shù)を毎日數(shù)えて、夜に殘っているナンと微信で受け取った金額を比べてチェックしていた。すると毎回、個(gè)數(shù)と金額がぴったり合っていたので、今ではチェックはしなくなった」と答えた。

そして、「さらに客を呼び込むために、三つで10元というお得な価格も打ち出している。今は寒い季節(jié)なので、客はそんなに多くないものの、売り上げはどんどん伸びるようになると信じている」と話した。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KN）