2024年12月12日、中國?証券時報は、中國でまた新たに新興自動車メーカーが経営破たんの危機にさらされ、社內(nèi)で混亂が発生していることが明らかになったと報じた。

【その他の寫真】

記事は、中國各地にある新興自動車メーカー「極越自動車」販売店のTikTokアカウントが12日に異例のライブ配信を?qū)g施し、崩壊寸前の社內(nèi)事情を暴露するとともに、給料の未払いなどが発生していることを訴えたと伝えた。

記事によると、極越自動車は吉利汽車が65％、百度が35％を出資する合弁メーカーで、百度は製品設(shè)計と技術(shù)開発を、吉利は製造を擔(dān)っていた。昨年10月に初の量産型モデルとなる中大型電動SUV「極越01」を発売し、今年9月にはブランド初の電動セダン「極越07」を発売。今年1～11月の累計納車臺數(shù)は1萬4000臺だった。

一方、10月以降、給料の支払い遅延や、會社が負擔(dān)する従業(yè)員の社會保険?醫(yī)療保険未納が発生し始めたという。また、今月10日午後には株主である吉利と百度が極越汽車への出資を取りやめ、極越汽車が週內(nèi)にも完成車製造事業(yè)を終了するとの情報が流れた。

情報が流れた翌日の11日、極越汽車の夏一平（シア?イーピン）CEOがビデオ會議を開き、全社員に対して會社が困難な狀況に直面しており、直ちに調(diào)整が必要であること、コア技術(shù)への投資強化や社內(nèi)部署のスリムアップ、短期的に採算が合わないプロジェクトの削減などを盛り込んだ「スタートアップ2．0」プランを?qū)g施すること、給料の遅配や保険料の未納を解消し、退職者には法定金額に數(shù)カ月分の給料を上乗せした補償金を支払うことなどを明らかにした。また、ビデオ會議に合わせて納車部門など社內(nèi)の複數(shù)部門が解散を宣言し、中國國內(nèi)の一部店舗も営業(yè)を一時停止した。

そして12日、従業(yè)員らが各販売店舗のTikTokアカウントを利用して會社の內(nèi)情を暴露するとともに、逃亡を阻止すべく従業(yè)員らが本社オフィスで夏CEOを取り囲む様子を生中継。その後、夏CEOと従業(yè)員代表が本社ビルで話し合いを行い、従業(yè)員側(cè)が賃金、社會保険、住民登録、退職金、車両オーナー権利など20以上の要望を突きつけたのに対し、夏CEOは要望に対する具體的なスケジュールを提示しなかったほか、會社は閉鎖も倒産もしておらず、現(xiàn)在積極的に資金調(diào)達を模索していることを強調(diào)したという。

記事は、極越自動車の経営狀況が急激に悪化したことについて業(yè)界関係者からは「この激しい市場環(huán)境では、今後さらに多くの新興メーカーが淘汰されるだろう。25?26年は競爭が一層厳しくなる」との聲が聞かれたと伝えた。（編集?翻訳/川尻）

pic.twitter.com/Tb8DO5CpQI

— 中國動畫 (@RC00547555) December 13, 2024