中國中東部にある河南省三門峽市林業(yè)局によれば、植物研究誌の「ノルディック?ジャーナル?オブ?ボタニー」がこのほど、河南省の三門峽市でナス科ヒヨス屬の新種植物が発見され、「ベン池天仙子（ベン池ヒヨス）」と命名されたことを掲載しました（「ベン」はさんずいに「蠅」のつくり部分）。

ナス科ヒヨス屬植物は世界中で約6種あり、ほとんどに薬用価値があります。中國の植物記録によれば、中國にはナス科ヒヨス屬の植物が3種あります。ベン池ヒヨスの発見により、中國のヒヨス屬植物は4種に増えました。

三門峽市林業(yè)部門の研究者は2017年、同市ベン池県坡頭郷黃河丹霞景勝區(qū)內(nèi)の崖の上で、他とは異なる見たことのない植物を偶然に発見しました。研究者は標(biāo)本と実験材料を採取し、実験室に持ち帰りました。

研究者が2020年5月にベン池県內(nèi)のるヒヨスの発見場所に足を運(yùn)んだところ同じ植物を見つけ、1輪だけつけていた花の形狀から新種と判斷しました。研究者はその場で標(biāo)本と実験材料を採取して実験室に戻り、遺伝子の分析と研究を行い、品種として改めて確認(rèn)することができました。研究者はその後、2021年から2024年にかけて追跡調(diào)査を行いました。特に三門峽市が2023年に河南省全域で森林遺伝資源収集作業(yè)を行った後で、発見したヒヨスの全フルライフサイクルでの全ての形狀に関する?yún)椕埭收{(diào)査を行ったことで、さらに進(jìn)んで種の確認(rèn)ができました。関連する論文は2024年12月に植物研究誌の「ノルディック?ジャーナル?オブ?ボタニー」に掲載されました。

同種は約1000株が三門峽市ベン池県黃河丹霞景勝區(qū)の崖の上に生えています。今回、新たな種が発見されたことで、現(xiàn)地の生態(tài)系環(huán)境が改善され続けていることと、未知の生物資源はまだ多くあり、研究を一層進(jìn)めることが必要と分かりました。（提供/CRI）