中國航空工業(yè)集団（AVIC）によると、中國が獨自に開発した大型水陸両用航空機(jī)「AG600」がこのほど、中國南部の海南省三亜市の鳳凰國際空港で換気冷卻および過熱溫度検知の試験飛行を順調(diào)に終えました。

【その他の寫真】

AG600は中國が獨自に開発した大型水陸両用航空機(jī)で、森林火災(zāi)の消火や水難救助の緊急の必要に対応するために、初めて開発された大型特殊用途航空機(jī)です。

換気冷卻および過熱溫度検出試験は、高溫およびエンジンが最大出力中という條件の下で、機(jī)內(nèi)の各設(shè)備の動作溫度が設(shè)備の動作許容溫度範(fàn)囲の要件を満たしているかどうかを検証するためです。AG600は消火機(jī)能を備えているため、火災(zāi)現(xiàn)場での救助活動時には高溫環(huán)境に直面することになります。今回の試験ミッションの成功は、AG600の耐空証明取得という目標(biāo)達(dá)成に向けた確かな土臺となります。

AG600が森林火災(zāi)の消火活動を行う際には、20秒間で12トンの水を汲み上げ、水源地と火災(zāi)現(xiàn)場を何度も往復(fù)して、消火のために水を投下することができます。水難救助活動を行う際には、機(jī)體の最低安定飛行高度は50メートルで、水上に停泊して救助活動を?qū)g施することができ、一度に最大50人の遭難者を救護(hù)することができるとのことです。（提供/CRI）