2024年12月12日、ラジオ?フリー?アジア（RFA）は、中國國內(nèi)で公共の安全を脅かす大きな事件、事故が頻発する背景について市民の見方を紹介する記事を掲載した。

記事は広東省深セン市の44階建て高級高層住宅「華潤悅府」で11日午後、ガス爆発事故が発生し複數(shù)の住民が負(fù)傷したと紹介。逃げ遅れたとみられる女性住民が高層階から転落したとの情報もあると伝えた。

そして、この爆発事故は不動産管理や危険箇所點検管理の不十分さをさらに露呈する結(jié)果となり、ネットユーザーから「これは完全に人災(zāi)だ。関係當(dāng)局は不動産のメンテナンス巡回検査をしっかり行っていない」「ガス漏れの報告があったのに誰も修理しなかった。ガス會社は責(zé)任を取るべきだ」「安全意識が低すぎる」といった批判の聲が寄せられたとした。

その上で、中國では特に今年に入って重大な公共安全事故?事件が多発しており、その背景には統(tǒng)治構(gòu)造、経済環(huán)境、社會的圧力といった複合的な要因があるとの指摘が出ていることを紹介。5月には雲(yún)南省鎮(zhèn)雄県の病院で発生した刃物による切りつけ事件で少なくとも2人が死亡し21人が負(fù)傷したほか、6月には吉林省で2人の米國人教師が襲撃され加害者を止めようとした中國人も刺される事件があったとした。また、9月には深セン市で10歳の日本人男児が襲撃され、11月には広東省珠海市のスポーツセンターで車が人混みに突っ込み少なくとも35人が死亡し、湖南省常徳市の小學(xué)校前でも車が突っ込む事件が発生したと伝えている。

記事は、オランダ在住の中國人権活動家、林生亮（リン?ションリアン）氏が「これらは中國共産黨が長年行ってきた抑圧的で獨裁的な統(tǒng)治の結(jié)果。以前から同様の事件は多くあったが、現(xiàn)在のように集中しては起きなかった」との見方を示し、市民記者の趙蘭?。ē弗悭?ランジエン）氏も「中國による対策は言ってしまえば弾圧。相次ぐ事件、事故は社會全體の崩壊の現(xiàn)実を反映したものであり、まだ始まりに過ぎない。今後はさらに恐ろしい事態(tài)になる」と述べたことを紹介した。

さらに、中國政府の「ゼロコロナ」政策への反発から22年に発生した「白紙運動」に參加した黃意誠（ホアン?イーチョン）氏が過激な事件について、中國の歴代王朝の末期に頻発した「獻(xiàn)忠」（暴力的な復(fù)讐の象徴）と特徴が一致するとの認(rèn)識を示した上で、中國の経済や政治體制が変わらない限り、頻発狀態(tài)から抜け出すのは難しいとの認(rèn)識を示したことを伝えた。（編集?翻訳/川尻）

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