2024年12月23日、香港メディア?香港01は、中國?四川省の學(xué)校でいじめ事件が発生し、學(xué)校側(cè)が「ビンタ1発あたり賠償金100元」を提示した疑いが浮上したと報じた。

記事は、中國で校內(nèi)いじめが後を絶たない中、近ごろ新たな校內(nèi)いじめ動畫が公開され、注目を集めていると紹介。この動畫は21日にネット上に投稿され、「四川省瀘州市合江県石龍鎮(zhèn)南灘中學(xué)校に寄宿している弟が、3人の同級生から暴力を振るわれた」という內(nèi)容だったと伝えた。

そして、投稿者が「弟が平手打ちされ、赤く熱した釘で顔を焼かれた。暴行の後に校長が家族に連絡(luò)し、『平手打ち1回につきいくらか』と持ちかけた。教室には監(jiān)視カメラがあるが、學(xué)校側(cè)はさまざまな理由を挙げて映像がないと主張した」と訴えていることを紹介した。

投稿者によると、加害者側(cè)への賠償請求を巡る話し合いの中で、學(xué)校側(cè)が「平手打ち1回につき100元（約2100円）、11回で1100元（約2萬3000円）」と提示したという。動畫には被害生徒の家族と擔(dān)任教師の対話と思われる場面も収められており、家族は學(xué)校の対応に失望したと述べるとともに、「學(xué)校は教育の場であり、安全に関する問題が教師に無関係だと言えるのか」と問い詰める様子も見られたと記事は伝えている。

記事は、中學(xué)校の責(zé)任者が23日に中國メディアの取材に対し、學(xué)校側(cè)が「平手打ち1回につき100元」と提案したという情報を否定するとともに、被害生徒の兄が1萬元（約21萬円）の賠償を求めていることを明かす一方で、それ以外の詳細については明らかにしなかったと紹介。県教育局の擔(dān)當(dāng)者が「事件を非常に重く受け止めている」と述べ、教育局や公安局など複數(shù)の機関で構(gòu)成される合同調(diào)査チームを設(shè)立し、調(diào)査を進めていると説明したことを伝えた。（編集?翻訳/川尻）