山東省青島瑯琊臺遺跡に関する考古學(xué)新発見検討會が21日に明らかにしたところによると、長年にわたる系統(tǒng)的な考古発掘を経て、考古學(xué)の専門家らは、青島瑯琊臺遺跡の主峰にある「大臺」の主體は秦漢時代の高臺様式建築の基礎(chǔ)であり、秦の始皇帝の命令で築かれた瑯琊臺であり、司馬遷が編さんした歴史書「史記」などの文獻(xiàn)の記述を裏付けるものであるとの見解を示しました。

2019年以降、遺跡の保護(hù)と開発のため、國家文物局の許可を得て、山東省文物考古研究院、青島市文物保護(hù)考古研究所、青島市黃島區(qū)文化観光局は共同考古チームを結(jié)成し、遺跡の考古発掘を進(jìn)めてきました。

発掘作業(yè)が実施されたエリアは、主峰にある「大臺」、東部沿海側(cè)の「小臺」、山の南側(cè)の「窯溝」「臺西頭」、南東の「亭子蘭」などです。持続的かつ系統(tǒng)的な発掘作業(yè)を通じて、遺跡の規(guī)模、配置、主要な様相がほぼ明らかになり、「大臺」の主體は秦漢時代の高臺の基礎(chǔ)であり、高臺の下部では部屋や排水施設(shè)などの重要な遺跡を発見しました。以前に発見された秦代の刻石などと合わせて、この遺跡は秦の始皇帝の命令で築かれた瑯琊臺と推定されます。

山東省文物考古研究院の副研究員で瑯琊臺遺跡考古発掘プロジェクト責(zé)任者の呂凱氏によると、瑯琊臺遺跡の主體は秦の始皇帝が3萬世帯の庶民を移住させた時に築いた當(dāng)時の國家プロジェクトであり、中國建築史において重要な位置を占めるとのことです。考古発掘は秦漢時代の等級の高い建築の研究に新しい材料を提供しました。また、山のふもとにある窯跡エリアでは、山東地區(qū)で唯一確定された陶器を制作した秦代窯の遺跡が発見され、れんがや瓦などが出土しました。

中國社會科學(xué)院考古研究所の劉瑞研究員は、「文獻(xiàn)の記載から見ると、秦の始皇帝は統(tǒng)一後に一連の建築物を建てた?？脊虐k掘の成果と文獻(xiàn)資料により、瑯琊臺は秦の統(tǒng)一後最初に建てられた建築物の遺産であり、國家統(tǒng)一を記念するために建設(shè)された國家プロジェクトだ。出土した文化財(cái)からも、この論點(diǎn)は証明されている」と紹介しました。（提供/CRI）