山東省の煙墩角村、冬になるとハクチョウと雪が風物詩に―中國

人民網日本語版    2024年12月26日(木) 20時30分

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山東省の煙墩角村は冬にハクチョウと雪が風物詩になっている。

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コロンビアのカルタヘナで開かれた國連世界観光機関の第122回執(zhí)行理事會會議で発表された2024年の「ベスト?ツーリズム?ビレッジ」に、山東省威海市栄成市煙墩角村が選出された。

その他の寫真

漁家秧歌(ヤンガー)や海草房といった伝統(tǒng)文化と技術がそのままの形で受け継がれている煙墩角村の村民は、海という大自然と調和よく共生することで持続可能な発展の模範となり、時代の新しいページを開いている。

冬の風物詩

煙墩角村は栄成市俚島鎮(zhèn)にある海に面した村で、天然の良港だ。その小さな港には毎年11月になると、數千羽の野生のオオハクチョウが越冬のためにシベリアからはるばる飛來し、翌年の3月まで滯在する。


煙墩角村には都市のような華やかさはないものの、冬になると獨特の靜けさを感じさせる詩趣に富んだ景色が広がる。例えば、雪が舞い、海に優(yōu)雅に浮かぶオオハクチョウと共演すると、絵に描いたような絶景が広がる。

海草房

煙墩角村に入ると、海から採取した海草を屋根に敷き、石を使って作った壁が特徴の「海草房」と呼ばれる獨特な住居を目にすることができる。


冬は暖かく、夏は涼しい海草房は外観も実用的な內部構造も現代的な住居とは全く異なっている。


70工程以上を経て施工され、全て手作業(yè)で仕上げられる。代々受け継がれてきた獨特な海草房は、貴重な無形文化遺産となっている。

漁家秧歌


長年、漁業(yè)に攜わり、苦労の伴う海上にいる時間が非常に長い漁民は、豪快で、さっぱりしていて、竹を割ったような人柄であることが多い。地域の特徴と漁民のこうした人柄から、獨特な漁家秧歌が生まれた。


海鮮グルメ


魚介類が豊富な海辺の煙墩角村では獨特な海鮮グルメもたくさん生まれた。例えば、サワラを具にした水餃子や魚の干物、アカガイのがらん蒸しなどで、どのグルメも大自然と知恵が絶妙にコラボレーションし、海の香りと昔ながらの素樸な味わいとなっている。(提供/人民網日本語版?編集/KN)


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