中國(guó)國(guó)営?新華社系の「環(huán)球雑誌」副編集長(zhǎng)が開(kāi)設(shè)したアカウント「牛弾琴」は、米ニューヨークの地下鉄で発生した放火殺人事件について「中國(guó)では絶対に起こり得ない」とする評(píng)論文章を掲載した。

文章は、ニューヨークの地下鉄で現(xiàn)地時(shí)間12月22日午前7時(shí)30分頃、駅に停車していた車両で眠っていたと思われる女性が突然、男に衣服に火をつけられた焼死したと紹介。警察によると、犯人と被害者は事件前に一度も會(huì)ったことがないとのことで、ネット上に拡散した動(dòng)畫(huà)では犯人はホームの長(zhǎng)椅子に座りながら冷靜に被害者が焼けるのを眺め、やがて女性に近づき上著であおいで空気を送り込んでさえいたほか、周囲の警察や乗客が何もせず、ただぼうぜんとして見(jiàn)守っている様子も映っていたと伝えた。

そして、この事件について「中國(guó)では絶対に起こり得ないことだが、ニューヨークでは実際に起こった」と評(píng)するとともに、數(shù)時(shí)間前にはニューヨークの別の地下鉄路線でも刺殺事件が発生し1人が死亡、1人が負(fù)傷したと指摘。米メディアのデータによれば、今年に入って9月8日までの時(shí)點(diǎn)で、ニューヨークの地下鉄車両や駅ですでに8人が殺害されていると紹介した。

その上で、「ニューヨークには世界最大の金融センターがあり、豪華な施設(shè)が多數(shù)存在する一方で、盜みや詐欺、強(qiáng)盜、強(qiáng)姦、さらには殺りくなど、問(wèn)題も山積している。その背後には、國(guó)家や都市のガバナンスに関する問(wèn)題がある。今回の事件も米國(guó)社會(huì)を変えることはなく、市民はすぐに忘れ、次の悪質(zhì)な事件が発生するまで何事もなかったかのように過(guò)ごすだろう」と述べた。

文章は、中國(guó)の「國(guó)が興るときには必ず吉兆があり、國(guó)が滅ぶときには必ず妖魔が現(xiàn)れる」という古いことわざを挙げ、國(guó)が成長(zhǎng)している時(shí)はさまざまな面で生気に満ち、政策にも自信があふれ社會(huì)の誤りを正す能力も高い一方、國(guó)家が自信を失って問(wèn)題に対処できなくなり、責(zé)任を他者に転嫁しているように感じられるようになると「より大きな危機(jī)を目の當(dāng)たりにすることになる」と論じた。

そして、「事実を言うと、ニューヨークやシカゴ、デトロイトと比べて中國(guó)の社會(huì)の安全は桁違いだ」としつつ、「中國(guó)にも避けて通れない問(wèn)題があり、最近も怒りを覚えるような悪質(zhì)な事件がいくつかあった」と指摘。「現(xiàn)狀に甘んじることなく、おごり高ぶることなく、足りない部分を見(jiàn)つめさらに改善し続ける必要がある」とした。（編集?翻訳/川尻）