米國が開発したF-22やF-35、中國のJ-20など、世界で実戦配備されている最新式の戦闘機は「第5世代（ジェット）戦闘機」とされる。主な特徴は高度な火器管制裝置やステルス性だ。しかしF-22が1997年に初飛行してから27年以上が経過し、現(xiàn)在では米國は日本、歐州のいくつかの國が「第6世代戦闘機」の開発に乗り出す、あるいは乗り出そうとしている。第6世代戦闘機の主な特徴はより進(jìn)化したステルス能力、AIの導(dǎo)入、無人機との協(xié)調(diào)運用、より高度なセンサー能力とされているが、各國の取り組みの具體的な狀況は明らかではない。

中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は28日付で、米國での報道や紹介を総合して、中國では自國開発の「第6世代戦闘機」が初飛行した可能性があると報じた。

軍事や航空、その他の技術(shù)情報を掲載する米國ウェブサイトのザ?ドライブは26日に、SNSに投稿された寫真や動畫を分析して、中國は6世代ステルス戦闘機の試験飛行に成功したと伝えた。試験飛行にはJ-20が付き添ったという。新型戦闘機が採用した尾翼のない設(shè)計は、さまざまな周波數(shù)のレーダー電波の反射を大幅に低減する目的とみられる。この設(shè)計はまた、空気抵抗を低減することで高速飛行が可能な時間帯を伸ばすことができるという。

米國誌のアビエーションウイーク?アンド?スペーステクノロジー（航空週刊と宇宙技術(shù)）は、中國の新型戦闘機は比較的珍しいエンジンを3基搭載するタイプと紹介し、翼の下に四角いインテーク（空気の取り入れ口）が2つあり、もう一つは機體の上部にあると指摘した。

米メディアによると、この新型戦闘機のサイズはJ-20よりも大きく、採用されている二輪主著陸裝置は同機の重量がかなり大きいことを示している。これらの特徴について、燃料搭載量が多く、機體內(nèi)に多くの武器やセンサーを裝備できることを意味し、「長大な航続能力と比較的大きな內(nèi)部空間を重視していることを反映している」と評した。ザ?ドライブは、この中國の新型戦闘機は給油機の支援なしに「基地から離れた空域を長時間旋回することができる」として、「米國の給油機、輸送機、早期警戒機、偵察機、そして前線に配備されている艦船と地上部隊に実際の影響を與える」との見方を示した。

米國では第6世代戦闘機として、空軍用のNGADと海軍のF/A-XXの開発が進(jìn)められている。しかしNGADについては2024年7月末に、開発が一時停止された。設(shè)計の妥當(dāng)性を再検討するためで、作業(yè)には數(shù)カ月がかかると言う。F/A-XXについては、開発予算が大幅に削減され、事実上の開発停止との見方も出ている。

日本は、英國とイタリアと共同で新たな戦闘機の開発に著手することが決まった。日本では、米國の戦闘機であるF-16をベースに作られた支援戦闘機のF-2の後継機に位置づけられているが、まだ概念設(shè)計と技術(shù)研究の段階だ。

中國が第6世代戦闘機の初飛行に成功したとすれば、開発は現(xiàn)狀で、米國や日本、歐州に先行している可能性がある。（翻訳?編集/如月隼人）

BIG: China’s next-generation (6th-gen) fighter jet made its first flight today. pic.twitter.com/ZryCr2baGA

— Clash Report (@clashreport) December 26, 2024