2024年12月26日、香港メディアの香港01に、2024年のアニメの炎上事件を振り返る記事が掲載された。（本記事はネタバレを含みます）

記事は、「24年も年末を迎えたので、今年アニメ界で起こった炎上事件を一緒に振り返ろうと思う。今年は『【推しの子】』の結(jié)末への厳しい批判や『呪術(shù)廻戦』の五條悟（ごじょうさとる）の胴體切斷や脳移植など、ストーリー展開が『あり得ない』とされる事態(tài)が多発し、大きな話題となった。それでは、詳細(xì)を見ていこう」と書き始めた。

そして、まず「【推しの子】」について、「近年の社會(huì)現(xiàn)象を起こした人気アニメとして、ストーリー展開に多くの期待が寄せられていた。しかし、最近迎えた漫畫の最終回がファンの期待を大きく裏切る形となり、アニメ視聴者に『今すぐ見るのをやめて』との聲が上がるほどの結(jié)果となった。特に復(fù)讐の物語(yǔ)の収束が雑で、星野アクア（ほしのアクア）や星野ルビー（ほしのルビー）の実父を強(qiáng)引に改心させたり、アクアが突然理性を失い命を投げ出したりと、これまでの伏線やキャラクターの心情描寫を無視した展開が批判の的となった」と紹介した。

次に、「呪術(shù)廻戦」について、「五條の胴體が切斷されるいわゆる『2．5條悟』事件が発生し、多くのファンが不満を抱いた。強(qiáng)力なキャラクターである五條が何の伏線もなく真っ二つにされる展開に『無理やり感がひどい』との聲が殺到。約9カ月後に彼は復(fù)活を遂げるものの、その復(fù)活方法がまたしても不可解で、別のキャラクター?乙骨憂太（おっこつゆうた）の脳移植による合體という設(shè)定だったため、死や復(fù)活の扱いがあまりにも荒唐無稽だと批判が集まった」と説明した。

続いて「ブルーロック VS．U-20 JAPAN」を挙げ、「スポーツアニメとして熱い試合シーンが期待されていが、緊張感ある試合を靜止畫で表現(xiàn)する場(chǎng)面が多く、スピード感やリズム感が伝わらず、特殊効果を加えたパワーポイントのようだとやゆされた。また、約18秒間にわたる作業(yè)員が荷物を運(yùn)ぶタイムラプス映像が挿入されるなど、尺稼ぎとしか思えない場(chǎng)面が『まるで物流會(huì)社のCMだ』と笑われる事態(tài)となった」と言及した。

また、「中國(guó)では、審査規(guī)定によりアニメやドラマの內(nèi)容が修正されることが珍しくない」とし、「最近人気のネットフリックスアニメ『アーケイン』シーズン2では、ヴァイとケイトリンの親密なシーンがすべて削除され、普通の會(huì)話や肩を寄せ合う場(chǎng)面でさえ修正された。その結(jié)果、片方のキャラクターだけが映るシーンが生まれ、まるで獨(dú)り言を言っているように見えると、ネットユーザーから皮肉られる事態(tài)になった」とした。

さらに、「多くのガンダムファンは新型機(jī)の登場(chǎng)に期待し、デザインに注目するが、今年発表された25年の新作アニメ『機(jī)動(dòng)戦士Gundam GQuuuuuuX（ジークアクス）』では、主役機(jī)のアンテナデザインが俳優(yōu)の呉彥祖（ダニエル?ウー）が香港映畫『香港國(guó)際警察/NEW POLICE STORY』で著用したマスクに酷似していると話題になった。このデザインに多くの人が笑い、映畫の有名なセリフをパロディーにしてやゆする聲も上がっている」と述べ、「今年もさまざまな作品が議論を巻き起こし、ファンに大きな話題を提供した。今後の展開にも引き続き注目だ」とまとめた。（翻訳?編集/巖田）