こんにちは、私は北京外國(guó)語大學(xué)中文學(xué)院四年の大塚笑です。私が高校3年生の時(shí)、この大學(xué)に入學(xué)する事が決まってから、4年間母國(guó)を離れての大學(xué)生活への期待で胸がいっぱいでした。

【その他の寫真】

しかしコロナにより入學(xué)時(shí)から中國(guó)で大學(xué)に通うという計(jì)畫が崩壊されました。入學(xué)時(shí)から日本に留まらなければならず、毎日家でオンライン授業(yè)を受ける日々を過ごし、大學(xué)の學(xué)生に會(huì)えず、數(shù)年間も孤獨(dú)を感じる生活を送りました。家族以外の人に會(huì)う事はほぼなくなり、コロナ前よりも自分が內(nèi)気な人になった気がしました。いつになったら中國(guó)に行けるのか、この先どうなってしまうのかという事で頭がいっぱいでした。

そして4年生が始まる前に、自分の一つの夢(mèng)であった中國(guó)に行く事が出來ました。中國(guó)に渡ってから、本格的な學(xué)校生活が始まり、オフライン授業(yè)やイベントが続々と開き、學(xué)校內(nèi)で多國(guó)籍の方と出會(huì)う事が日常茶飯事になりました。また、毎日中國(guó)語を使用する環(huán)境に浸っているため、自分の専攻である中國(guó)語が飛躍的に向上しました。中國(guó)に渡ってからまだ數(shù)ヶ月しか経っておりませんが、私が現(xiàn)在まで送った中國(guó)での生活で得た事は、友人が一人増えれば道が一本増えるという事です。學(xué)校內(nèi)外に関わらず友達(dá)を作る機(jī)會(huì)はどこにでもあります。

例を挙げると、今年の冬休みに大學(xué)の留學(xué)生と重慶に旅行に行った時(shí)のことです。私が一人で晝食を食べていた際に、突然20代くらいの男性が私の目の前の椅子に座り、料理を注文しました。彼は私と友達(dá)になりたいような感じがあったので、私が中國(guó)語で自己紹介をすると、「君の中國(guó)語はすごいよ！君に出會(huì)えたのは本當(dāng)に奇跡だ！」と言ってくれました。私は彼の言葉を聞き、とても胸が弾みました。彼との會(huì)話で、中國(guó)人は友人をすごく重要視する事を彼は言及しました。生粋の中國(guó)人である彼は中國(guó)での生活は今昔に関わらず誰でも絶対打ちのめされるような困難な時(shí)期を経験しなければならないが、友がいるからこそ乗り越えられる、また友が多いほど、自分の人生を豊かにすると言いました。

私が中國(guó)に來て中國(guó)人と話していると、中國(guó)での生活は大學(xué)受験、就職、結(jié)婚など尋常ではないプレッシャーがある事を身に染みて感じます。また大學(xué)で中國(guó)史を?qū)Wんで、中國(guó)は無數(shù)の波瀾萬丈の歴史を繰り広げている事に気が付きました。これらだけでなく、中國(guó)には友情を歌った曲周華健の「朋友」のような友情を歌う名曲があります。そのため、中國(guó)では友人をとても大切にする伝統(tǒng)的な考えがあるのではないかと思いました。

私は中國(guó)で中國(guó)人だけではなく、韓國(guó)、東南アジア、ヨーロッパなど私と共に中國(guó)語を?qū)Wび、

自分の夢(mèng)に向かって走る友達(dá)が出來ました。彼らは私と同じ大學(xué)に通っていても、今まで経験してきた事や好きな事、価値観、將來の目標(biāo)は十人十色です。彼ら一人一人と接していると、彼らの自分なりの「色」や「道」が見えます。

例として、オマーン人の友達(dá)がいます。彼女とは大興國(guó)際空港で行われた元宵節(jié)の文化體験イベントで出會(huì)いました。彼女はとても優(yōu)しく明るい性格を持っており、日本のアニメや漫畫が大好きであった為、日本人の私と出會(huì)い、友達(dá)になれてとても嬉しかったと言っていました。その後、彼女は留學(xué)生の寮で私にオマーン料理を振る舞ってくれました。彼女を通じて、國(guó)の文化に觸れる事ができ、私の事を心から気にかけ愛してくれる友達(dá)が出來ました。正に、友人が一人増えると道が一本増えます。新しい人に出會(huì)う度に、新たな「道」を発見し、自分の人生が彩られます。「友達(dá)づくり」が正に私の留學(xué)生活での一番の楽しみです。

しかし私が自分の一番の楽しみは友達(dá)作りというと、私が毎回自分から積極的に知らない人に話しかけ、すぐに打ち解ける力を持っているように思われるかも知れません。でも実は自分が相手と友達(dá)になりたいと思っても、まだまだ內(nèi)気になり自分から話しかけるのが恐い時(shí)があります。家族や知り合いから「もっと積極的になれ」「自分から話しかけろ」と注意される時(shí)がありますが、それでも私は自分のそのような部分を変えようとは思いません。これは自分らしさでもあり、無理に変える必要はないと思うからです。相手から話しかけられても、私が相手について知りたいという気持ちがあれば、友達(dá)になれる可能性は大いにあります。自分のペースで自分の心から楽しめる事をやるべきです。

私は4年次に中國(guó)に來てから、新しい夢(mèng)を見つけました。それは中國(guó)の大學(xué)院に通い、高校生時(shí)代から興味のあった國(guó)際関係について専門言語である中國(guó)語で學(xué)び、日本と中國(guó)を結(jié)ぶ架け橋になる事です。それと同時(shí)に、引き続き更に多くの方と友達(dá)になりたいです。

■原題：一日一日が楽しくなる北京生活

■執(zhí)筆者プロフィール：大塚 笑（おおつか えみ）大學(xué)生

2002年茨城県神棲市生まれ、2020年4月北京外國(guó)語大學(xué)入學(xué)、コロナの影響により、大學(xué)3年までは日本でオンライン授業(yè)を受けていた。2022年10月から現(xiàn)在まで中國(guó)に留學(xué)している。小學(xué)生の頃から英語が得意で、將來は外國(guó)語を?qū)Wび、関連した仕事に就きたいと思い始めた。

※本文は、第6回忘れられない中國(guó)滯在エピソード「『香香（シャンシャン）』と中國(guó)と私」（段躍中編、日本僑報(bào)社、2023年）より転載したものです。文中の表現(xiàn)は基本的に原文のまま記載しています。なお、作文は日本僑報(bào)社の許可を得て掲載しています。