2025年1月1日、中國(guó)メディア?瀟湘晨報(bào)は內(nèi)モンゴル自治區(qū)にあったスーパーマーケットが従業(yè)員による集団萬(wàn)引きで赤字となり倒産したと報(bào)じた。

記事は、河南省在住の女性が內(nèi)モンゴル自治區(qū)シリンホト市中心部の商業(yè)地域で経営していた3000平方メートルのスーパーマーケットが數(shù)年前に200萬(wàn)元（約4300萬(wàn)円）の負(fù)債を抱えて倒産したと紹介。その原因が、従業(yè)員が職権を利用して集団で店の商品を盜んでいたことにあったとし、同市公安局が21年9月に店舗従業(yè)員による竊盜事件として立件して捜査を進(jìn)めていることを明らかにしたと伝えた。

そして、24年12月現(xiàn)在、女性が竊盜の証拠をつかんでいた従業(yè)員のうち11人が相次いで法的な制裁を受け、このうち8人が実刑判決を受けたと紹介した。

情報(bào)によると、経営者の女性は21年1月に夫の病気療養(yǎng)代を稼ぐために友人の親戚とスーパーを経営し始め、當(dāng)初は黒字が出ていたものの7月に赤字がかさみ閉店に追いやられた。清算時(shí)に棚卸しをしたところ尋常ではないミスマッチが見(jiàn)つかり、監(jiān)視カメラなどを調(diào)べたところ従業(yè)員による集団萬(wàn)引きが発覚。半年の間に鶏卵だけで6トン、総額10萬(wàn)8000元（約230萬(wàn)円）が従業(yè)員によって盜まれたとのことで、共同経営者も萬(wàn)引きに加擔(dān)していたという。

この件について、中國(guó)のネットユーザーは「共同経営者まで萬(wàn)引きしていたなんて」「卵6トンってものすごいな」「どんなに晝夜通して警戒していても、身內(nèi)の泥棒は防げないとはよく言ったものだ」「他人のことを軽々しく信用してはいけないね」「地元の大型スーパーが相次いで閉店したけど、こういった問(wèn)題が確かに存在していると思う」「ECの発展もあって、こういったスーパーはどんどん姿を消していきそうだね」といった感想を殘している。（編集?翻訳/川尻）