2025年1月2日、中國メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は韓國の尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領(lǐng)が數(shù)日以內(nèi)に逮捕される見込みだと報(bào)じた。

記事は、韓國ソウル西部地方裁判所が昨年12月31日に尹大統(tǒng)領(lǐng)に対し、內(nèi)亂扇動(dòng)と職権亂用の疑いで逮捕令狀を発行するとともに、大統(tǒng)領(lǐng)官邸の捜索令狀も出したと紹介。韓國憲政史上、現(xiàn)職大統(tǒng)領(lǐng)に逮捕令狀が発行されるのは初めてのことで、高位公職者犯罪捜査処が逮捕令狀の有効期限である1月6日までに尹氏の拘束を目指す姿勢を示したと伝えた。

また、韓國?聯(lián)合ニュースによると、尹氏が逮捕された場合、京畿道果川市にある調(diào)査室へ移送し即日取り調(diào)べが始まる見込みで、拘束中はソウル拘置所での収容が想定されると報(bào)じた。

一方で、尹氏は1日、支持者に手渡した直筆の署名入り書簡を通じて「內(nèi)外の勢力が韓國の主権を脅かし、反國家的行動(dòng)が続いている」と危機(jī)感を示して「國を守るために最後まで戦う」とコメントし、大統(tǒng)領(lǐng)官邸前では同日に尹氏支持派と反対派のデモがにらみ合い、緊張が高まったと紹介した。

記事はさらに、大統(tǒng)領(lǐng)府の秘書室長や政策室長、國家安保室長ら複數(shù)の高官が1日、経済副首相兼企畫財(cái)政部長官で大統(tǒng)領(lǐng)代行を務(wù)めている崔相穆（チェ?サンモク）氏に辭表を相次いで提出したと紹介。自身が大統(tǒng)領(lǐng)代行を含む4役を兼務(wù)し負(fù)擔(dān)が増大する中、崔氏は「國政安定が最優(yōu)先」として辭表を受理しない意向を示したものの、秘書室長の辭表はすでに受理されたと伝えた。

その上で、韓國紙?東亜日?qǐng)?bào)が1日に「戒厳令、弾劾、航空機(jī)事故といった前例のない危機(jī)の中で、韓國人は新年の初日を迎えた」と報(bào)じるとともに、同紙が1日に実施した世論調(diào)査で70．4％が憲法裁判所による尹氏の弾劾案承認(rèn)を支持し、尹氏の辭任を望む聲も70．8％に上ったと紹介。次期大統(tǒng)領(lǐng)候補(bǔ)としては、ともに民主黨の李在明（イ?ジェミン）黨首が39．5％の支持を集め、他候補(bǔ)を大きく引き離しているとした。（編集?翻訳/川尻）