中國の中央経済活動會議が12月11日から12日にかけて北京で開催された。今回の重要會議は中國自身のことをしっかりやることに立腳するだけでなく、來年の世界に共同発展のチャンスをもたらすだろう。

2024年第1?3四半期（1?9月期）の中國の國內(nèi)総生産（GDP）成長率は世界の主要経済國?経済圏の中で上位に名を連ねた。前半10カ月の中國の輸出入総額は過去最高を記録し、新たな質(zhì)の生産力の発展は世界トップレベルにある。こうした事実は、中國が依然として世界経済の成長の「最も重要なエンジン」であることを力強く証明している。一方で、中國の「より積極的で有為」な政策志向は、前向きな期待（見通し）をもたらしている。今回の會議は「より積極的な財政政策の実施」と「適度に緩和的な金融政策」を強調(diào)した。10年以上ぶりに中國の金融政策が「適度な緩和」を再び提起し、各方面の自信を力強く高めた。

會議で配置された來年の9つの重點任務(wù)の中で、トップに位置づけられたのは、（1）消費を大いに活性化し、投資効率を高め、國內(nèi)需要を全方位的に拡大する（2）「新たな質(zhì)の生産力」が予想通り來年の重點経済任務(wù)に盛り込まれている（3）世界知的所有権機関（WIPO）が毎年発表する「グローバル?イノベーション?インデックス（GII）」における中國の新たな質(zhì)の生産力の順位は第11位に上昇した（4）世界トップ100の科學(xué)技術(shù)革新クラスターのうち26カ所を擁し、2年連続で世界一となっており、多くの多國籍企業(yè)の中國における研究開発センターはすでにイノベーションの「ゆりかご」となっている。

「開放」は中國経済の鮮明な特色だ。24年、中國は製造業(yè)分野の外資參入制限措置を全面的に撤廃し、全國初の越境サービス貿(mào)易ネガティブリスト管理制度を確立し、9カ所で外資獨資病院の試験的設(shè)立を認(rèn)め、4カ所で付加価値電気通信業(yè)務(wù)の対外開放の試験的拡大を開始した。25年の中國の開放の重點は何か。

具體的には、電気通信、醫(yī)療、教育などの分野の試験的開放を拡大し、質(zhì)の高い「一帯一路」共同建設(shè)をさらに深めるといったことが挙げられる。2025年は第14次五カ年計畫の締めくくりの年だ。中國が発展に対して「より積極的」な態(tài)度をとる背後には、ハイレベルな対外開放を拡大するという一貫した決意、各國企業(yè)が発展のチャンスを共有するのを歓迎するという一貫した願いがある。中國経済は一面の海であり、波が終始勢いよく押し寄せている。（提供/CRI）