臺(tái)灣メディアの民視新聞網(wǎng)は10日、臺(tái)灣の観光業(yè)を駄目にした「犯人」がSNS上で話題になっていると報(bào)じた。

記事によると、今年の春節(jié)（舊正月。1月29日）は9連休になるものの、臺(tái)灣內(nèi)の宿泊施設(shè)の予約率は低迷しており、地震があった東部の花蓮県が21．17％と伸び悩んでいるのはともかく、臺(tái)灣全土でもわずか36．65％にとどまっている。

臺(tái)灣交通部の陳彥伯（チェン?イエンボー）政務(wù)次長は、こうした狀況の原因は「宿泊料金が高すぎることにある」とし、長年にわたり臺(tái)灣人が島內(nèi)旅行をしない大きな原因になっているとした。また、今年の連休は長いため多くの人が旅行の日程を分散させていることも予約率低迷の原因に挙げた。

一方、臺(tái)灣のネット掲示板PTTでは「國旅（臺(tái)灣內(nèi)旅行）を駄目にしたのは誰か？」との投稿があり、注目を集めた。投稿主はこうした狀況は一日二日のことではないとし、「こんなに厳しい狀況に陥ったのは誰のせいなのか」と問い掛けた上で、「犯人」の候補(bǔ)として「中國本土からの観光客」「旅行?宿泊業(yè)者」「臺(tái)灣政府」「臺(tái)灣內(nèi)の旅行者」の4つを挙げた。

記事によると、多くのユーザーは「旅行?宿泊業(yè)者」を選んだといい、「旅行?宿泊業(yè)者や観光地の屋臺(tái)のせい」「今では夜市はまるでフードコートのように値段が高い」「旅行業(yè)者は自分たちの質(zhì)が悪いのに他者に責(zé)任転嫁する」「結(jié)局は臺(tái)灣人自身のせい。品質(zhì)は一つ星、価格は五つ星」といった聲が上がったという。

また、一部のユーザーは第5の犯人として「外國」を挙げ、「外國のせいだろう。國內(nèi)（旅行）より安いのに質(zhì)でも勝っている」「格安航空會(huì)社（の海外便）がお得すぎるのが悪い」など、海外旅行のコストパフォーマンスが良すぎることが原因と指摘する聲も見られたという。（翻訳?編集/北田）