中國(guó)では2025年に入り、春節(jié)（舊正月、今年は1月29日）も近付く中、高騰していた金の価格が頭打ちして下落に転じ、金のジュエリー市場(chǎng)は繁忙期を迎えている。特に、今年は巳年であるため、ヘビの要素が組み込まれたジュエリーが消費(fèi)者の間で人気となっている。

金のジュエリーのほか、0．01グラムから0．2グラムほどの超少量の金しか使われていない金シールも流行している。価格は安い物から高い物までまちまちだ。

金シールの種類は非常に豊富で、「幸運(yùn)」「桃花運(yùn)（戀愛運(yùn)）」「快楽（ハッピー）」「萬事勝意（萬事がうまくいくように）」などと書かれたステッカータイプのものから、アニメのキャラクタータイプのもの、さらには花柄タイプなどがある。形狀はシールだが、「純度99．99％」といった文字や金のグラム數(shù)が表記されている。

ジュエリー販売店の店員は、「こうしたシールは主にスマホに貼るタイプで、若者の間で大人気になっている」と話す。店內(nèi)にいた00後（2000年以降生まれ）の客?林さんは「こういうシールにはいろんな願(yuàn)いが込められているほか、金もあまり派手な感じではなく、質(zhì)感が高く、値段的にも選択の幅が広い。軽いが純金で、見た目も良く、100元（約2000円）前後で購入できるのでお得だと思う。周りの友達(dá)の中にも持っている人がたくさんいる。何枚か買って、頻繁に変えながら使っている友達(dá)もいる」と話した。

金シールはどれほど人気になっているのだろうか？ショッピングサイト?淘寶によると、ここ1年、少なくとも20萬人の若者が金シールを購入した。そのうちメインとなっているのは25～30歳の女性だ。業(yè)界関係者は「従來のジュエリーと比べると、金シールのようなアイテムは若者の消費(fèi)習(xí)慣や美的センスによりマッチしており、コストパフォーマンスも高い」との見方を示した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN）