米ミシガン大學は國家安全保障上の懸念から中國の上海交通大學との提攜を終了する。米ボイス?オブ?アメリカの中國語版サイトが11日、米AP通信の報道として伝えた。

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昨年10月には同大に留學していた中國人學生5人が軍事施設(shè)外で不審な活動をしていたとして當局に起訴されていた。

ミシガン大學のサンタ?オノ學長は米下院に宛てた書簡で、同大は全面的な検討の結(jié)果、上海交通大學との提攜関係を正式に終了するための6カ月間の手続きを開始したと述べた。

オノ氏によると、同大は學術(shù)的な國際パートナーシップを重視しつつも、「國家安全保障の問題を非常に真剣に受け止めている」とし、留學生に対するビザ要件をより厳格に審査していくという。

學術(shù)提攜の終了は、米議員らが中國の軍事力強化に不可欠な技術(shù)の開発を米國が支援している可能性があると懸念する中で米國の大學が中國の大學から距離を置くようになった最新の事例だ。

ジョージア工科大學とカリフォルニア大學バークレー校も中國での提攜を打ち切ると発表している。

昨年10月に中國人學生5人が偽証および証拠隠滅を図ったとして當局に告発されたことを受け、米下院中國特別委員會のジョン?ムーレナー委員長は、オノ氏に中國側(cè)との提攜プログラムを中止するよう求める書簡を送っていた。5人はおそらくもう米國內(nèi)にはおらず、出廷もしていない。

ムーレナー氏は書簡で、上海交通大學には「軍事関連の多くの學部や研究所、先進的な軍民両用研究プログラム、大規(guī)模な作戦訓練プラットフォーム」があり、中國の軍事力現(xiàn)代化と情報能力の推進に役立っていると記していた。オノ氏は10日、同大が提攜を解消する決定をしたことをムーレナー氏に伝えた。

2020年にはミシガン大學で修士號取得を目指していた中國人2人が、フロリダ州キーウェストの海軍航空基地の敷地を違法に撮影した罪で懲役刑を宣告された。

昨年10月にはミシガン大學の中國人學生が期日前投票で不正な投票をしたとして起訴されている。（翻訳?編集/柳川）