2025年1月16日、重慶ラジオ?テレビグループの微博アカウント「重慶広電第1眼」は、転倒して鼻骨を骨折した女性が「鼻が高くなった」と喜んでいることを報じた。

記事によると、江蘇省南京市に在住の女性、王（ワン）さんが先日不注意からドアに顔面をぶつけて鼻骨を骨折したと紹介。王さんにとってはあまりに不運(yùn)で痛い出來事だったが、約1カ月後に王さんはこの事故によって生じた変化に喜ぶこととなった。

鼻骨を骨折してから回復(fù)するまでの1カ月間で、王さんの鼻筋は骨折前よりも高くなったのだ。王さんはSNSに動畫を掲載し、骨折直後の腫れて歪んだ鼻筋が徐々に治癒していく過程を紹介。傷もすっかりなくなり鼻筋が以前よりも高くなった現(xiàn)在の様子も披露した上で「美の新境地に達(dá)した」とうれしそうにコメントしている。

記事は醫(yī)師の話として、外部の力が加わって鼻骨が骨折すると折れた部分に増生（細(xì)胞の過増殖による組織や器官の肥大化）が起こり、鼻筋が骨折前よりも高くなる可能性があると紹介した。

王さんにとって「災(zāi)い転じて福となす」となったエピソードは微博で注目を集め、検索ワードランキングで2位に入った。中國のネットユーザーは「これを見て、鼻を高くしたいからとわざと顔をぶつける人が出てこないか心配」「できれば、どういう姿勢でどのような力でぶつかったらいいか教えを請いたい」「なるほど。でも見るだけにしておこう。鼻の激痛に耐えられる自信はない」「私のクラスメートも骨折して鼻が高くなったけど、こんなにきれいに高くならなかった。全體がまんべんなく高くなるわけじゃないから、大概は『生まれ持った鼻の形じゃない』ことが容易に見て取れる結(jié)果になる」といったコメントを殘している。（編集?翻訳/川尻）