中國は19日、宇宙開発大手?航天科技集団第6研究院の試験エリアで、ロケットに使用する液體酸素ケロシンエンジンの1日に3回の試運転に初めて成功しました。これは、中國の次世代運搬ロケットのメインエンジンの大量生産と引渡しに向けた検証能力がさらに向上したことを示しており、將來の「長征シリーズ」ロケットの頻繁な打ち上げを支えるものとみられています。

120トン級液體酸素ケロシンエンジン2基と18トン級液體酸素ケロシンエンジン1基が19日午前9時43分、10時47分、午後0時6分の3回、それぞれ點火試験を行い、試運転は順調(diào)に終了しました。2種類の液體酸素ロケットエンジンが1日に3回の試運転を?qū)g施するのは中國で初めてです。

エンジンの試運転はロケットエンジン開発過程の重要な一環(huán)で、開発の各段階にわたって數(shù)十種類の試運転が実施されます。19日に行われた3回の試運転はいずれも、ロケットにエンジンを據(jù)え付け、組み立てを行う前の技術(shù)的な検証試験でした。

今回試運転が実施された施設(shè)は20年前に建設(shè)されたもので、この施設(shè)では近年、一連の技術(shù)革新を通じ、液體酸素ケロシンエンジン検証用試運転の準備期間を5日から2日に短縮し、作業(yè)効率を倍増させました。これにより、中國の次世代運搬ロケットのメインエンジンは計畫通りに引き渡されることになります。（提供/CRI）