中國のSNS上で爆竹を用いて小麥粉を爆発させる手法を用いた動畫が流行しており、消防當(dāng)局が注意を呼び掛けている。中國メディアの瀟湘晨報(bào)などが伝えた。

記事によると、中國のSNS?小紅書（RED）などでこうした動畫が投稿されており、中には數(shù)萬を超える「いいね」を獲得する動畫や、未成年者がそうした動畫をまねて撮影した動畫を投稿したりしている。

小麥粉に爆竹の火が引火すると大規(guī)模な粉じん爆発を起こす。中國メディアが杭州市浜江區(qū)の消防當(dāng)局の協(xié)力を得て行った実験では、2．5キロの小麥粉の上に小型の爆竹を置いて點(diǎn)火?爆発させたところ、高さ5メートルほどの炎とキノコ雲(yún)が発生し、周囲の可燃物にも燃え移ったという。

浜江區(qū)の消防隊(duì)の副隊(duì)長である章（ジャン）氏は「ネット上でこうした行為が行われており、一見すると楽しそうだが、実際は極めて危険。粉じん爆発は瞬間的に高溫になり、やけどを負(fù)ったり、周囲の物を燃やしたりする危険がある」と説明?！覆话捕à牵ūkの）コントロールが難しく、わずかな不注意で取り返しのつかない損害を引き起こす可能性がある」と指摘した。

中國では2021年4月に河南省駐馬店市で行われた結(jié)婚式で花火が小麥粉に引火し爆発事故が起きたほか、24年12月には黒竜江省ハルビン市で花火?爆竹と小麥粉を一緒に保管していた人物が摘発されたケースがあった。

中國で間もなく迎える春節(jié)（舊正月）では爆竹を大量に鳴らす風(fēng)習(xí)があり、章氏は「軽率な行為によって警察署で年越しすることのないように」と呼び掛けた。（翻訳?編集/北田）