香港メディアの香港01は26日、中國のネット上で小學(xué)校の算數(shù)のテストの問題が物議を醸していると報(bào)じた。

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記事によると、中國のネット上で物議を醸している問題は2問ある。1問目は「おばあさんは30元持っています。市場で12元の野菜を買いました。八百屋の店長はおばあさんにいくらお釣りを渡すべきでしょうか？」という問題で、児童は「30－12＝18」と計(jì)算し「18元」と回答しているが、教師は不正解だとして「バツ」を付けた。

この問題が物議を醸すと、ネット上で「數(shù)學(xué)教師」を名乗るユーザーがこの問題を解説した。それによると、実際には「30元札」は存在しないため、「10元札＋5元札」で支払った場合はお釣りは3元となり、「20元札」で支払った場合はお釣りは8元になる。この2パターンが正解だとした。

もう1問は「16人の子どもたちが縄跳び（大縄）で遊んでいます。5人が跳び終わりました。まだ跳んでいないのは何人ですか？」という問題で、児童は「16－5＝11」で「11人」と回答したが、教師はこれにも「バツ」を付け、「もう一度真剣に考えてみなさい」と書き添えている。解説によると、大縄を回す子どもが2人必要なため、跳ぶのは全部で14人、5人が跳んだのでまだ跳んでいないのは「9人」が正解だという。

この問題にネット上では「算數(shù)と頭の體操の問題は分けるべき」「本末転倒。算數(shù)であれば計(jì)算に重きを置くべき。生活の場面における理解に重點(diǎn)を置いたら國語や読解力を問うものとなり、數(shù)學(xué)の原則から逸脫する」といった批判的な聲が上がっているという。（翻訳?編集/北田）