2025年1月27日、中國(guó)メディアの極目新聞は、韓國(guó)で行われた囲碁の世界戦で反則の指摘を受けて中國(guó)の柯潔（コー?ジエ）九段が棄権した問(wèn)題について、中國(guó)棋院が韓國(guó)側(cè)がルールを変更しない限り「世界囲碁最強(qiáng)戦」參加をボイコットする姿勢(shì)を示したと報(bào)じた。

23日に韓國(guó)で行われた囲碁の第29回LG杯棋王戦決勝第3局で、柯九段は取った石を碁笥のフタの上に置かなかったために審判から反則とみなされ、この対局を途中棄権。対戦相手だった韓國(guó)の卞相壹（ビョン?サンイル）九段が総合成績(jī)を2勝1敗として優(yōu)勝した。問(wèn)題となったルールは韓國(guó)棋院が昨年11月に新設(shè)したものであり、柯九段は前日の第2局でも同じ行為で反則負(fù)けを喫していた。中國(guó)囲碁協(xié)會(huì)は第3局の結(jié)果を受け入れないとの聲明を発表している。

記事は「第29回LG杯は卞九段の優(yōu)勝で終了したが、新ルールをめぐる中韓棋院間の論爭(zhēng)は収束していない」とした上で、韓國(guó)の金成龍（キム?ソンリョン）九段がライブ配信中に「中國(guó)棋院が韓國(guó)棋院に対してルールの変更を求め、変更しない場(chǎng)合は中國(guó)の棋士がこれから行われる農(nóng)心辛ラーメン杯世界囲碁最強(qiáng)戦第3ラウンドに參加しないとする書(shū)簡(jiǎn)を提出した」ことを明らかにしたと紹介した。

そして、日中韓3カ國(guó)による団體戦である農(nóng)心辛ラーメン杯世界囲碁最強(qiáng)戦について「世界最高水準(zhǔn)の囲碁団體戦で、1999年から毎年開(kāi)催されている。毎回日中韓から棋士が5人ずつ派遣されて勝ち抜き形式で試合を行い、最後まで殘った國(guó)が優(yōu)勝となる」と説明。第3ラウンドは2月に上海で行われる予定で、中國(guó)からは第2ラウンドまでに勝ち殘った3人が、韓國(guó)からは2人が、日本からは1人が參加すると伝えた。なお、柯九段は昨年9月の第1ラウンドで韓國(guó)の棋士に敗れて姿を消している。（編集?翻訳/川尻）