2025年1月28日、香港メディア?香港01は、新エネルギー自動(dòng)車が急速に普及する中國で、今後5年以內(nèi)に閉鎖するガソリンスタンドが2萬カ所に達(dá)する可能性があると報(bào)じた。

【その他の寫真】

記事は、中國における昨年の石油見掛け消費(fèi)量が前年とほぼ同水準(zhǔn)の7億5600萬トンで、伸び率が大幅に低下したと紹介。石油製品の消費(fèi)量は3億9000萬トンで前年比2．4％減、化學(xué)工業(yè)用油は同7．3％増となり、「輸送用燃料の減少、化學(xué)工業(yè)用途の増加」という特徴が現(xiàn)れたとした上で、中石油経済技術(shù)研究院の予測によると「30年までにガソリンスタンドが現(xiàn)在の11萬カ所から9萬カ所に減少し、石油製品消費(fèi)量も年平均約2％減少する」ことが見込まれると伝えた。

そして、輸送用燃料消費(fèi)減少について、新エネ車と液化天然ガス（LNG）大型トラックの発展が大きな要因になっていると指摘。中國の新エネ車保有臺(tái)數(shù)が昨年3000萬臺(tái)を突破して自動(dòng)車全體の8％を超えた一方で、年間ガソリン消費(fèi)量は1億5800萬トンで前年比3．1％減となり、LNG大型トラックの年間走行距離も同50％以上増の700億キロメートルに達(dá)し、ディーゼル消費(fèi)量が1億9200萬トンと同4．8％減少したと見込まれることを伝えた。また、中石油経研院石油市場研究所の王利寧（ワン?リーニン）所長によると、今年はさらに新エネ車によるガソリン消費(fèi)代替とLNG大型トラックによるディーゼル消費(fèi)代替が拡大する見込みだと伝えた。

さらに、ジェット燃料は航空需要の高まりから石油製品中で唯一消費(fèi)量が増えており、昨年の中國の消費(fèi)量は同14．6％増の3984萬トンだったと紹介する一方で、高速鉄道の利用増加といった要素もあってジェット燃料消費(fèi)量の伸び率は予想を下回ったと指摘。同研究院は、中國の石油需要が25年に、石炭需要が28年にそれぞれピークを迎え、エネルギー関連の二酸化炭素排出量は公約どおり30年までにピークアウトすると予測していることを紹介した。

記事は、新エネ車の普及に伴って今後ガソリンスタンドの數(shù)が大幅に減少すると見込まれる中、スタンドの業(yè)態(tài)が変化しつつあるとも紹介。業(yè)界の競爭は従來の業(yè)界內(nèi)から異業(yè)種間競爭へ拡大しており、給油?ガス充填?水素充填?充電?新エネルギーおよび非石油業(yè)務(wù)を統(tǒng)合した総合エネルギーサービスが、新時(shí)代におけるガソリンスタンドの大きな方向性となっているとも伝えた。（編集?翻訳/川尻）