春節(jié)（舊正月、2025年は1月29日）の9連休に合わせて臺灣から大勢の人が海外へ出掛ける中、臺灣メディアのFTNN新聞網(wǎng)は30日、フェイスブックに「日本旅行と韓國旅行をめぐる奇妙な現(xiàn)象」を指摘する投稿があったことを伝えた。

記事によると、投稿者は醫(yī)師の王韋力（ワン?ウェイリー）さんで、王さんは「多くの友人が日本や韓國に遊びに行く予定だが、インフルエンザのワクチン接種に異なる狀況が見られる」と指摘。日本に行く人が皆、接種に積極的なのに対し、韓國に行く人は全員が「接種は必要ありません。日本に行くのではないのだから」との反応を示したことを紹介した。

これを奇妙に思った王さんだが、後になって分かったのは友人らはいずれも「日本はインフルエンザの流行が深刻ということをニュースで知っていたが韓國については聞いたことがなかった」という事情で、記事は「臺灣だけでなく日本や韓國でもインフルエンザの感染は増えている」と説明するとともに、王さんが流行を拡大させないよう注意を呼び掛けていることを伝えた。

臺灣は現(xiàn)在、インフルエンザの流行期にあり、衛(wèi)生福利部疾病管制署は新年の集まりに參加する際は自分の健康狀態(tài)などに注意を払うよう呼び掛けるとともに、高齢者や幼児らにはできるだけ早くワクチン接種を受けるよう求めているという。（翻訳?編集/野谷）