中國メディアの済南時(shí)報(bào)は27日、低コストで性能の高い新モデルを開発したとして世界に衝撃が広がった中國のAI（人工知能）スタートアップ企業(yè)ディープシーク（DeepSeek）をめぐり、創(chuàng)業(yè)者の梁文鋒（リアン?ウエンフォン）氏とそのチームについて伝える記事を配信した。

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記事は、ディープシークがもたらしたインパクトとは対照的に梁氏もそのチームも「非常に控えめで神秘的だ」と述べ、「東洋発の神秘の力」と稱されていると紹介。ある中國メディアが同社の社員に連絡(luò)してみたところ、「外部からの取材は會(huì)社の規(guī)則で応じられない」との回答だったそうだ。

記事によると、梁氏は1985年に広東省南西部?湛江市下の小さな都市に生まれた。ある取材で「父親は小學(xué)校の教師」と語っていたという。2002年に難関の浙江大學(xué)に入學(xué)して電子情報(bào)工學(xué)を?qū)Wび、07年に同大學(xué)院に進(jìn)んで情報(bào)?通信工學(xué)を?qū)煿イ筏?。主に取り組んだのはマシンビジョンの研究で、在學(xué)中の08年に友人とチームを組んで金融市場やマクロ経済関連のデータ蓄積を開始。10年6月に卒業(yè)し、15年にヘッジファンドの「幻方量化」を立ち上げた?；梅搅炕?7年に投資戦略の全面AI化を?qū)g現(xiàn)したという。

記事は23年に設(shè)立されたディープシークの背後にいるのは幻方量化だと説明し、梁氏が學(xué)生時(shí)代から「AIは必ず世界を変える」との固い信念を持っていたことや、「われわれがやりたいのはAGI（汎用人工知能）。大規(guī)模言語モデルはAGIに向かう上で必ず通らねばならない道だろう」と語っていたことを紹介した。

記事によると、ディープシークは140人に屆かない規(guī)模で、エンジニアと研究開発者はほどんどが北京大學(xué)、清華大學(xué)など中國國內(nèi)のトップクラス校出身者だ。海外からの帰國者はまれで大學(xué)院に在籍中の人もおり、重視されるのは経験ではなく能力。若さが大きな特徴だ。

人材について、梁氏は「短期的な目標(biāo)を追うなら経験者を探すのが正しいが、遠(yuǎn)い先を見るなら経験よりも基礎(chǔ)的な能力、創(chuàng)造性、情熱の方が重要だ」との考えを示し、「中核となる技術(shù)職は基本的に新卒者や卒業(yè)から1、2年の人が中心」と語っていた。

また、同社と関わったことのある複數(shù)の業(yè)界関係者から「ディープシークの強(qiáng)みは人材密度が極めて高いこと」との聲が上がり、うち1人は「非常に競爭力のある給與」が人材獲得を強(qiáng)く後押ししているとの見方を示したという。（翻訳?編集/野谷）