2025年1月30日、獨(dú)國(guó)際放送局ドイチェ?ヴェレの中國(guó)語(yǔ)版サイトは、総選挙を控えたドイツで最大野黨の黨首が「米國(guó)市場(chǎng)は中國(guó)市場(chǎng)より將來(lái)性がある」と発言したことを報(bào)じた。

記事は、最大野黨會(huì)派「キリスト教民主?社會(huì)同盟（CDU?CSU）」の首相候補(bǔ)であるメルツCDU黨首が29日夜、ドイツ自動(dòng)車工業(yè)會(huì)（VDA）のイベントで、「南米市場(chǎng)を含めた米國(guó)市場(chǎng)は、われわれにとって間違いなくより安全な基盤であることをますます確信している。中國(guó)に依存するだけではいけない」と述べ、ドイツ企業(yè)にとって米國(guó)市場(chǎng)は中國(guó)市場(chǎng)よりも將來(lái)性があるとの認(rèn)識(shí)を示したことを伝えた。

また、メルツ黨首が中國(guó)を「法治國(guó)家ではない」とし、企業(yè)が中國(guó)で直面する「巨大な商業(yè)リスク」を指摘する一方で、トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)が掲げる「アメリカ?ファースト」政策について「『アメリカ?アローン』とは言っていない」と強(qiáng)調(diào)し、「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は、自國(guó)が持っていない多くのものが必要だと明確に認(rèn)識(shí)している。そこには、ドイツなどの國(guó)々が科學(xué)技術(shù)分野で持つ優(yōu)位性も含まれる」と述べたことを紹介。EUが一丸となることで米國(guó)政府に重要な存在として認(rèn)識(shí)させる必要があると指摘したことを伝えている。

記事は、ドイツでは2月23日に連邦議會(huì)選挙が行われる予定であり、メルツ黨首は総理に就任した場(chǎng)合、最初に中國(guó)を訪問(wèn)する予定だと公言していることにも言及。メルツ黨首が「中國(guó)の経済狀況は、中國(guó)共産黨の指導(dǎo)部が外部に対して発信する情報(bào)や、外部が一般的に考えているものよりも厳しい。ドイツは何らかの不安を抱えているであろう中國(guó)の指導(dǎo)層と相対することになる」と説明するとともに、自身が首相の座に就いた場(chǎng)合、政府は企業(yè)の中國(guó)でのビジネス損失に対して責(zé)任を取らないことを表明したと伝えた。

記事はこのほか、メルツ黨首が以前、中國(guó)とロシアについて「復(fù)讐主義、反自由主義の國(guó)家軸」を形成しており、明らかな形で自由民主主義國(guó)家の體制との競(jìng)爭(zhēng)を模索していると述べ、強(qiáng)い警戒感を示してきたことを合わせて紹介している。（編集?翻訳/川尻）