臺灣メディアの三立新聞網(wǎng)は4日、臺灣の人気女優(yōu)「大S」ことバービィー?スー（徐熙媛）さん（48）が日本で死去したことについて、臺灣人醫(yī)師が「日本の醫(yī)師は外國人の患者を診察したがらない」との見方を示したことを伝えた。

バービィー?スーさんは日本を旅行中にインフルエンザを発癥、肺炎を患い死去した。臺灣メディアが関係者の話として報じたところによると、バービィー?スーさんら一行は1月29日に日本に到著した。バービィー?スーさんにはこの日から軽い風(fēng)邪の癥狀があったという。そして、箱根の溫泉を訪れた際にバービィー?スーさんの體調(diào)が悪化。1月31日夜に救急車で病院に搬送され、翌2月1日に東京の病院にかかり、同2日に亡くなったという。

三立新聞網(wǎng)の記事によると、訃報を受け、雅豊竹北醫(yī)美診所の楊弘維（ヤン?ホンウェイ）副院長はSNSアカウントで、大學(xué)時代の同級生であり、日本で勤務(wù)しながら博士課程に在籍する呼吸器內(nèi)科醫(yī)?徐立恒（シュー?リーヘン）氏の見解を紹介した。

それによると、徐氏はバービィー?スーさんの受診狀況や転院の詳しい経緯については不明とした上で、二つのポイントを指摘した。一つ目は「日本の病院の階層は明確である」ことを挙げ、「比較的地方の病院には、救急外來がなかったり、當(dāng)直醫(yī)がいなかったり、ICUが設(shè)置されていなかったりする場合がある。そのため、必然的に転院が必要になる。これは、醫(yī)療センターが各地に點在する臺灣とは異なる」と説明。「以前勤務(wù)していた日本の病院では、內(nèi)科と救急外來の擔(dān)當(dāng)は自分だけで、ICUも存在しなかった」とした。

二つ目は「日本の醫(yī)師は外國人の患者を診察したがらない」とし、「外國人患者には通常の300％の料金（健康保険証のない外國人の窓口負(fù)擔(dān)割合）が請求されるほか、日本の醫(yī)師の英語力は臺灣の醫(yī)師ほど高くないため、患者とのコミュニケーションが困難になることが多い?；颊撙尾sを把握することは非常に重要で、治療の遅れにつながる可能性もある。しかし、これについては日本の醫(yī)師を責(zé)めることはできない。元々言語によるコミュニケーション能力には個人差がある。旅行保険には醫(yī)療費の補償が含まれているが、醫(yī)師による診察が保証されているわけではない」と述べたという。（翻訳?編集/北田）