2025年2月3日、韓國?東亜日報などは「朝鮮王室の王宮、景福宮の璿源殿（ソンウォンジョン）に掲げられていた扁額（へんがく）が、約100年を経て日本から戻ってきた」と伝えた。

記事によると、韓國の國家遺産庁と國外所在文化遺産財団が「昨年2月、日帝強(qiáng)占期に持ち出されたと推定される『景福宮璿源殿扁額』の返還を受けた」と明らかにした。扁額とは、部屋の中や扉の上に掛ける文字や絵の額のこと。國家遺産庁関係者は「朝鮮王室の文化遺産は故國に戻るべきだと所有者を説得した」と明かしている。

返還された扁額は橫312センチ、縦140センチの大きさで、漆塗りの黒地に「玉の根源」を意味する「璿源」の字が金色で書かれている。朝鮮後期の文臣、徐承輔（ソ?スンボ）の筆とされるという。額の縁には「七寶」文様が描かれ、縁の四隅には雲(yún)の模様の彫刻が施されている。1868年に再建された景福宮の璿源殿に掛けられていた扁額と推定されている。

璿源殿は、歴代の王の肖像畫を奉安し儀式を執(zhí)り行った神聖な空間。朝鮮最初の璿源殿は1444年に景福宮が創(chuàng)建された時に作られたが、壬辰倭亂（豊臣秀吉による朝鮮出兵）の際の火災(zāi)で焼失したとされている。1868年の景福宮再建で璿源殿もよみがえったが、日本統(tǒng)治時代、朝鮮総督府により取り壊された?，F(xiàn)在、國立民族博物館のある場所に璿源殿があったという。

この扁額は2023年に日本の古美術(shù)オークションに出品され、存在を知られることとなった。持ち出された経緯については今後も調(diào)査が必要だが、1910～16年に朝鮮総督府の初代総督だった寺內(nèi)正毅が景福宮の一部建物と共に日本に持ち帰ったとみられているという。

返還はライアットゲームズが後援した。実物は今月27日にメディア公開した後、國立航空博物館で所蔵?管理される。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「福岡の小さな博物館でも朝鮮の國寶級の遺物が多數(shù)、所蔵されている。全て日帝時代に奪われた物だ。全て取り戻してほしい」「日本が奪っていったものを韓國はお金を払って取り戻したのか」「日本は最小限の良心もない民族だな」「日本は罪を反省しない」などの聲が上がっている。

一方、「朝鮮王朝が國を守りきれなかった結(jié)果、奪われたんでしょ。ばかばかしい」「朝鮮王朝は黨派爭いばかりしていて日本に侵略された。とても誇れない歴史だ」といったコメントも見られた。（翻訳?編集/麻江）

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— ????? (@chlove_u) February 3, 2025