臺(tái)灣メディアの中時(shí)新聞網(wǎng)は7日、日本に滯在する中國人インフルエンサーが日本で病気になった時(shí)に備えて「あるもの」の準(zhǔn)備を呼び掛けたと伝えた。

記事は、「臺(tái)灣の女優(yōu)『大S』ことバービィー?スー（徐熙媛）さん（48）が日本を旅行中に死去したことが両岸（中國と臺(tái)灣）のネットユーザーに衝撃を與え、多くの人がインフルエンザに恐怖を覚えている」とした上で、日本に長期滯在しているインフルエンサーの「老宋」さんがこのほど、日本で病気になった時(shí)の注意事項(xiàng)をまとめた動(dòng)畫をYouTubeで公開したことを紹介した。

「老宋」さんは「日本の今年の冬のインフルエンザは確かにかなり深刻で、國立感染癥研究所の報(bào)告では多くの地域が警報(bào)狀態(tài)にあったが、ここ數(shù)日は感染者數(shù)が明らかに減少している。1月26日までの1週間の1醫(yī)療機(jī)関當(dāng)たりのインフルエンザ患者數(shù)は、山形県が25．3人、新潟県が20．6人、石川県が19．1人などで、東京都は6．6人にとどまっている」と説明し、「自分の周りにはインフルエンザの感染者はほとんどおらず、各病院、學(xué)校、機(jī)関は正常に運(yùn)営されており、薬品や物資も正常に供給されているので、あまりパニックになる必要はない」とした。

中國では3日にバービィー?スーさんの訃報(bào)が流れて以降、日本で「感染大爆発」と危機(jī)的であるかのような報(bào)道、情報(bào)が連日流れている。

一方で、「老宋」さんは「日本への旅行を計(jì)畫している場(chǎng)合は、早めにインフルエンザワクチンを接種し、人が多い観光地や公共交通機(jī)関を利用する際にはマスクを著用した方がいい」と言及。また、「必要な薬は事前に準(zhǔn)備したり、日本到著後にドラッグストアで購入したりしておくべき。（病気になり）癥狀が軽い場(chǎng)合は自分で薬を飲むなどして様子を見て、癥狀が重い場(chǎng)合はグーグルマップなどで近くの病院を検索するといい。ただし、一部の病院は事前予約が必要なので注意が必要だ」と説明した。

さらに、スマートフォンにあらかじめ翻訳アプリをダウンロードしておくことを強(qiáng)く推奨し、「病院受診時(shí)に（アプリ等を使わず）英語で會(huì)話することは避けるべき。醫(yī)師は英語を話せることはあるが、受付スタッフや看護(hù)師は基本的に英語ができないため、時(shí)間を浪費(fèi)したり、受付で意図が伝わらなかったりする可能性もある」と指摘。また、救急車を呼ぶ場(chǎng)合は事前に翻訳アプリで年齢、身長、體重、アレルギーの海、妊娠の有無、持病などの情報(bào)を準(zhǔn)備しておき、電話をした際に音聲で伝えるといいとアドバイスした。

このほか、「日本政府観光局はウェブサイト上で外國人観光客向けに詳細(xì)な醫(yī)療ガイドを提供しているため、事前に確認(rèn)しておくといい」「日本での診療は全額自己負(fù)擔(dān)となり、醫(yī)療費(fèi)も高額であるため、出発前に旅行保険に加入することも検討しておくべき」なども挙げた上で、「日本は旅行の目的地として、衛(wèi)生管理や醫(yī)療體制に信頼が置ける國ではあるが、萬全な準(zhǔn)備を心掛けた方がいい」と呼び掛けている。（翻訳?編集/北田）