2014年9月26日、四川省成都市の地方紙數(shù)社が、日本のアニメ?ドラえもんを批判する記事を一斉に掲載したため、中國(guó)ユーザーから批判と抗議の集中砲火を浴びている。27日付で中國(guó)メディア?捜狐が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

成都市では今年8月16日から、「ドラえもんの秘密道具展示會(huì)」が開(kāi)催されている。同様の展示會(huì)はすでに北京や上海、広州など中國(guó)各地で開(kāi)催されているが、これまでにメディアの批判対象になることはなかった。成都日?qǐng)?bào)や成都晩報(bào)などの地元紙は今月26日、「われわれの両目をふさごうとするドラえもんに警戒せよ」、「われわれの傷みをドラえもんでごまかされるな」と題した記事を一斉掲載。各紙は「ドラえもんは日本政府が推し進(jìn)める日本の文化宣伝活動(dòng)を行っている。われわれはドラえもんの背後にある政治的意義に注意しなければならない」と訴え、「歴史を尊重しない不誠(chéng)実な日本をドラえもんが代表している」とその理由を述べた。

複數(shù)の地方紙が同日に同様の趣旨の記事を掲載したことで、そこに何らかの組織的な意図が働いたことは明らかだ。だが、同市政府はこの展示會(huì)の中止を求めてなどいない。幼い子供たちが大好きなアニメに政治的意義を見(jiàn)出す地方紙は、あまりにも神経質(zhì)過(guò)ぎるのではないか。嫌いならば見(jiàn)なければいい。好きならば見(jiàn)に行けばいい。それだけのことだ。

中國(guó)のネット上には「ドラえもんと政治を一緒にする神経が分からない」、「偏向したナショナリズムそのもの！」、「成都日?qǐng)?bào)は頭がおかしくなったのか？」、「中國(guó)の繁栄は日本の技術(shù)指導(dǎo)や援助のおかげだ。知らないのか？」といった痛烈な批判コメントが集中している。（翻訳?編集/本郷）