韓國の文在寅（ムン?ジェイン）前大統(tǒng)領(lǐng)が10日付の韓國紙?ハンギョレとのインタビューで、自らの政権時(shí)に現(xiàn)大統(tǒng)領(lǐng)の尹錫悅（ユン?ソンニョル）氏を検事総長に抜てきしたことを「つくづく後悔している」と吐露したことが中國でも報(bào)じられ、注目されている。

中國メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)が11日、ハンギョレの報(bào)道を引用して伝えたところによると、文氏は昨年12月3日夜、尹大統(tǒng)領(lǐng)の非常戒厳発表のニュースを聞いて「最初は信じられず、フェイクニュースかとまで思った。野黨を反國家勢力だとして一挙に撲滅するという話を聞いて、尹大統(tǒng)領(lǐng)の妄想の病は深いと思った」と述べた。尹大統(tǒng)領(lǐng)が弾劾裁判で內(nèi)亂容疑を否定する姿については、「何とか延命しようとする態(tài)度があまりにも醜く、（見ているうちに）悲しくなった。今からでも責(zé)任を認(rèn)め、國を早く安定させることに協(xié)力するのが大統(tǒng)領(lǐng)に殘された道理だ」と語った。

ソウル中央地検長だった尹氏を検事総長に抜てきした過程については、「賛否両論あった。反対意見は少數(shù)だったが、尹氏を近くで見てきた人たちの意見だったため、かなり悩んだ」とし、「最終候補(bǔ)2人のうち1人は検察改革に反対していたが、尹氏は支持すると述べた。當(dāng)時(shí)、私とチョ?グク民情首席が検察改革にあまりにもこだわっていたというか、それで尹氏を選んだのだが、その瞬間が悔やんでも悔やみきれない」と語った。

文氏は尹大統(tǒng)領(lǐng)當(dāng)選後、「あんな人たちに政権を渡したのかという虛しさが非常に大きかった。その上、戒厳?弾劾事態(tài)が起きたので、國民に申し訳ない気持ちで眠れないほどだった」と語った。さらに「尹大統(tǒng)領(lǐng)が誕生するきっかけになったのは、検事総長の任命だが、さらに殘念なのは、先の大統(tǒng)領(lǐng)選挙での敗北だ」とし、「総體的に尹錫悅政権を誕生させたことについては、文在寅政権の人たちもその責(zé)任を免れることはできないだろうし、もちろん私に最も大きな責(zé)任がある。國民に申し訳ない」とも語った。

この報(bào)道について、中國のSNS上では「今さら後悔しても遅い」「尹氏を検事総長に抜てきしたのは文氏だけど、大統(tǒng)領(lǐng)に選んだのは國民でしょ」「世の中には後悔を癒す薬はない」などのコメントが寄せられた。（翻訳?編集/柳川）