福田康夫元首相「日中は偶発的衝突を起してはならない」―中國メディア

Record China    2014年9月29日(月) 8時(shí)34分

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28日、第10回北京-東京フォーラムが東京で開幕した。日本の福田康夫元首相はフォーラムで基調(diào)講演を行い、同フォーラムが10年間にわたって民間外交という形で日中交流を推進(jìn)してきたことを高く評(píng)価したほか、現(xiàn)在の日中関係の膠著狀態(tài)を打開するための提言を行った。

2014年9月28日、第10回北京-東京フォーラムが東京で開幕した。日本の福田康夫元首相はフォーラムで基調(diào)講演を行い、同フォーラムが10年間にわたって民間外交という形で日中交流を推進(jìn)してきたことを高く評(píng)価したほか、現(xiàn)在の日中関係の膠著狀態(tài)を打開するための提言を行った。

福田元首相は、「私はアジアに3つの姿を見ている。それぞれ力強(qiáng)く成長するアジア、老いて行くアジア、いがみ合うアジアだ」と述べた。

「IMFの統(tǒng)計(jì)によると、世界のGDP約73兆ドル(8000兆円)のうち、アジアは約20兆分と、約3分の1を占めている。アジアは今や、世界経済成長の中心地、世界経済の牽引車となった。東アジアは世界で最も高齢化が進(jìn)んでいる。日本や韓國だけでなく、中長期的に見ると、アジア全體で高齢化が今後急速に進(jìn)んで行くことになり、人口ボーナスが徐々に失われ、経済成長の減速をもたらすことは免れない」と指摘した。「このほか、アジアには『いがみ合い』と偶発的衝突の危険に直面している。冷戦が終わってすでに30年以上が経ったが、アジアには依然として冷戦的な緊張が殘っている。その上、確固たる地域的な安全保障機(jī)構(gòu)も存在していない」と述べた。「このような3つのアジアの姿を見據(jù)えると、アジアが老いていく前に、現(xiàn)在のアジアの経済成長と繁栄、安定を持続的なものにしていくために、日中両國は協(xié)力を密にしなければならない。偶発的衝突を起してはならない」とした。

「日中両國の政府には確かに、未解決の難題が存在している。しかし、外交に勝ち負(fù)けはあってはならない。外交において最上の結(jié)果は互恵?ウィンウィンだ。しかしそれは、容易なことではない。次善の策は、雙方が少しずつ譲り合うことだ。もしかすると、最善の策かもしれない」と指摘した。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/SN?編集/武藤)

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