2025年2月19日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、ベトナム國會が中國につながる鉄道路線の建設(shè)計畫を承認(rèn)したと報じた。

記事は、ベトナム國會が19日、同國最大の北部港灣都市ハイフォンから西へ向かい、首都ハノイを経由して中國雲(yún)南省と接するラオカイまで延びる鉄道計畫を承認(rèn)したと紹介。幹線は全長約390．9キロメートル、3本の支線の長さは計約27．9キロメートル、総建設(shè)費(fèi)は現(xiàn)在のところ83億ドル（約1兆2500億円）と見積もられており、今年著工して2030年の完工を目指すと伝えた。

ベトナム北部にはサムスンやフォックスコン、ペガトロンなどの大手國際電子企業(yè)の生産拠點(diǎn)が多數(shù)存在し、特に中國からの原材料供給に依存している一方で、フランス植民地時代に建設(shè)された1世紀(jì)以上前の鉄道など、老朽化した交通インフラが同國のさらなる経済成長の大きな障害になっていると指摘。現(xiàn)在、中國への輸送の多くが低速な上に國境での遅延が発生しやすいトラックに依存している狀況であり、運(yùn)行時速が在來鉄道の50キロから3倍以上の160キロへと引き上げられる新鉄道は、貨物輸送と旅客輸送の両方で大きな役割を擔(dān)うことが期待されていると伝えた。

また、新鉄道は中國の「一帯一路」構(gòu)想、2004年にベトナムが中國に提唱して合意した「両廊一圏（中越間の2本の経済回廊と、トンキン灣経済圏）」構(gòu)想における両國のパートナーシップを強(qiáng)化すると考えられており、中國が一部の資金を融資する予定だと紹介。現(xiàn)時點(diǎn)でどの企業(yè)が建設(shè)を擔(dān)當(dāng)するかは決まっていないものの、昨年末にベトナムのファム?ミン?チン首相が雲(yún)南省を訪問した際、中國鉄建（CRCC）がプロジェクト參加を希望したという中國メディアの情報を伝えた。

記事はさらに、19日のベトナム國會では今年の経済成長目標(biāo)を従來の6．5～7％から8％に引き上げること、31年の完成を目指す同國初の原子力発電所の建設(shè)、イーロン?マスク氏率いるスペースXが國內(nèi)でスターリンクの衛(wèi)星インターネットサービスを提供することも承認(rèn)されたと伝えている。（編集?翻訳/川尻）